こんにちは!

 
 
名古屋でインテリアデザイナーをしている
千葉鮎子ですうお座
 
 
 
今日は、インテリア相談、三人目の方の解説記事です!
 
 
 
今回は、長いです!
 
なのでお時間のある時にぜひご覧ください!
 
 
 
 
 
今回のご相談は、
 
 
「目立つ冷蔵庫を何とかしたい!」
 
というご相談(^-^)
 
 
 
これ、結構アルアルかもしれませんね。
 
 
 
では早速行ってみましょう!
 
 
 
 
今回ご相談いただいたのは、
 
東京にお住まいのI様! I様ありがとうございました(^-^)
 
 
I様は現在東京にお住まいなのですが、
 
ご出産を控えていて、関西のご主人が住んでいるお部屋にいずれお引越しをする予定とのことでした。
 
 
なので、I様は関西のお部屋には住んだことが無い状態。
 
 
今までご主人が一人で住んでいたお部屋に、
 
いきなり生まれたての赤ちゃんと暮らすって結構大変ですよねアセアセ
 
 
 
インテリアの力で少しでも楽しくなるように!お手伝いさせていただきましたよ(^-^)
 
 
 
まずは、間取りから。
 
こちらがI様のお部屋の間取りです。
 
 
 
 
 
 
まず、なんといっても冷蔵庫と家具の配置ですよね!
 
 
立体にするとこんな感じなのですが↓
 
 
 
 
この、冷蔵庫目立ちますよねアセアセ
 
 
 
ただ、この冷蔵庫、目立っているのは、
 
 
 
お部屋の真ん中にあるから だけではないんです!
 
 
 
そう、目立っているのには、もう一つ理由があるんですよねビックリマーク
 
 
 
 
それはなにかと言うと~!!!
 
 
 
この照明!!!
 
 
 
天井についているシーリングライトが、
 
 
ご丁寧にも、わざわざこの冷蔵庫を、
 
煌々と照らして目立たせてくれているんですビックリマーク笑い泣き
 
 
 
 
 
 
「照明計画は、視線の先を光らせる!」という記事にも書きましたが、
 
 
照明に照らされているモノって、目立つんです!
 
冷蔵庫って光を反射しますしねアセアセ
 
 
 
だから!
 
「目立たせたいものは、光らせる!」
 
「隠したいものは照らさない!!」
 
 
これ鉄則です。
 
 
合言葉にしてもいいくらい。
 
 
目立たせたいものは~?
 
「光らせる!」
 
 
隠したいものは~?
 
「照らさない!」
 
 
 
これでお願いしいますビックリマークビックリマーク(笑)
 
意外と、お部屋を見ると、別に目立たせたくないのに照らしてしまっている物って結構ありますよ~ポーン
 
 
 
 
 
はい。
 
これで何となく、しないといけないことが分かってきましたよね?
 
 
今回ポイントになるのは、
 
 
家具の配置と、照明計画の変更です!
 
 
 
で、私がご提案した間取りをお見せしてしまうと、
 
こんな感じです(^-^)
 
 
 
 
南側から見るとこんな感じ!
 
コンセントの位置は、お客様から頂いた写真で確認してご提案しています。
 
 
 
まず、この正面に見えている本棚に冷蔵庫を隠す配置にしてみました!
 
 
 
要するに、冷蔵庫を視界から消したい!という事と、
 
陰に隠したい!という意図です(^-^)
 
 
 
天井は、スポットライトに変えて、
 
お部屋全体を照らすのはやめて!このテレビの後ろの壁だけを照らしましょう!!
 
 
 
 
そうすれば、冷蔵庫は本棚の陰に隠れた黒い物体になりますよねデレデレ
 
 
本棚は冷蔵庫を影にするという役割も担っているんです!
 
 
 
 
I様のお部屋の場合、半分からキッチン側は照明無しでも大丈夫です。
 
 
キッチンはレンジフードに照明がついているので、それで十分。
 
なのでキッチン側は照らさずに、
 
ダイニング側だけ、照らしましょう!
 
 
 
そして、もう一つのポイントは、
 
ダイニングテーブルの配置!
 
 
隣の寝室との動線があるので、
 
こっちに配置したくなる気持ちは分かるのですが、
 
 
 
 
 
ここは、あえてこっちの扉の前にテーブルを配置しましょう。
 
 
扉は3枚引き戸なので、一番上の扉から出入りはできますよね。
 
 
 
そうすることで、
 
ダイニングで寛いでいる時は、冷蔵庫はほぼ見えません(^-^)
 
 
 
しかも、玄関から入ってきたときの、お部屋の広がりも演出できます!
 
 
例えば、玄関からお部屋に入ってきたときに、
 
テレビが置かれているところにダイニングテーブルが配置されているとしたら、
 
少し圧迫感がありますよね。
 
 
なので、テーブルは一番奥に!
 
 
 
 
そして、お部屋を素敵に演出する!という観点で、もう一つ重要なポイントがあります!
 
 
 
 
それは、いかに
 
 
 
キッチンに暮らしている感を無くすか!!という事!
 
 
 
ワンルームでいつもキッチンが目に入るというのは、
 
仕方がないのですが、
 
少しでも、キッチン感を減らしたいですよね?
 
 
 
その方法として、
 
キッチンの手前の家電ラックや、
 
冷蔵庫を隠す棚はキッチンに置かないようなものを選びましょう!という事です!
 
 
 
収納も少ないと思うので、
 
この棚に本以外の小物や例えば乾物とかを隠して入れてもいいと思うんです。
 
 
ただ、棚自体はあくまでもリビングに置くようなものを選ぶといいと思います!
 
 
家電も同じ。
 
 
電子レンジやトースターを置くけれど!!
 
例えば、こんな本棚に置くのもいいと思います。
 
これなんと、縦でも横でも使えるので、
 
 
 
家電は横向きで、冷蔵庫を隠す棚としては縦に使う。という感じに同じデザインの物を
 
使うというのもスッキリしていいですよね。
 
 
家電や食器を置くけれど!カップボードやキッチンラックみたいなものは選ばない!
 
これ、キッチン感を減らすポイントです!
 
 
 
 
そしてもう一つお話しさせていただいたのは、
 
ソファを配置するという考え方です。
 
 
 
こういった限られたスペースというのは、
 
どうしてもダイニングテーブルとソファのどちらかを置いて
 
お部屋を作る事になるのですが、
 
今回はソファバージョンもお勧めさせて頂きました(^-^)
 
 
理由は、家具の重心が低くなるから!
 
 
 
二つを見比べてもソファの方が、お部屋がスッキリ見えませんか?
 
 
ダイニングテーブルはどうしても床から70センチくらいの高さが出てしまうので、
 
少しお部屋のサイズ感に対してボリュームが大きく感じられてしまうんです。
 
 
なので、どちらかというと、
 
重心の低いソファやラグで寛ぐ暮らし方の方が、お部屋はすっきりと見えるのですが、
 
やはり生まれたての赤ちゃんがいたり、使い勝手のこともあるので、
 
これはどちらでも大丈夫だと思います。
 
 
 
 
こんな風に、家具の配置と照明計画を変えて
 
 
人が入ってきたときにどんなふうに見えるのか?
 
そして、お部屋の広さに対して適切な家具のボリュームとは?
 
どんな家具を選ぶといいの?
 
 
そんなことを考えていくと、適切な家具の配置を導き出すことが出来ますよ!
 
 
 
 
私は、お部屋は広ければ広いほうがいい!という考え方では無くて(^-^)
 
 
限られたスペースだからこそ、工夫で素敵にすることは出来るんです!
 
 
今回はその象徴ともいえるご相談でした。
 
 
 
I様、新しい暮らし楽しんで下さいね。
 
 
ご相談ありがとうございました!
 
 

下三角下三角下三角

 

 

大人の女性の為の、海外インテリア

トータルコーディネートサービス

 

を受け付けています!

今年いっぱいの限定です!