大寒を迎えた一月二十日
五世 茂山千作、 一四世 茂山千五郎
襲名披露記念公演 さやか狂言会がSAYAKAホールで開催されました。
こんにちは。
スマイルコ－ディネ－タ－の今村由美子です。
日本の伝統文化 狂言は
独特の言い回しが有り、なかなか興味深いものです(*⌒▽⌒*)
一例を上げますと
はったと････ すっかり、全く
はひ参り････ ハエが馬の尻尾について行くように、参宮の道者に
便乗して伊勢参りをする事。
鹿島立ち････ 門出、旅立ち
しょうらかしい････ちゃんとしている、立派である
一跡（いっせき)･･･全ての財産
今回は三番
一番 福の神
二番 素袍落（すおうおとし)
三番 仁王
「福の神」は、五世 茂山千作師で、本当に福の神に見えました。
（冒頭の写真の向かって左側)
二番の「素袍落」は
太郎冠者の酔いっぷりは見ものです。
勿論、太郎冠者は一四世 茂山千五郎師
歴代 千五郎師が得意とされたお家芸です。
三番の「仁王」の
参詣人が願い事をする場面では
内容は決まっていないとの事
その時のアドリブで。
今回も時事が反映されたお願い事となり
一層盛り上がっていました。