今回の政治の裏金問題に端を発した自民党の派閥問題。
ここで派閥解消を叫んでいる動きはそれ自体は評価できます。
【ぼくらの国会・第663回】ニュースの尻尾「政治刷新本部はホントは何をやってる?」 (youtube.com)
和田政宗議員が頑張っているのは嬉しい。それは既に書きました。
青山繁晴議員の動きも日本を愛する日本人として喜ばしいことです。
しかしある一点。決して認めることができない彼の認識があります。
★8万越え【切り抜き動画】青山繁晴まつりごと変革会議20240122 (youtube.com)
彼は国会議員になるのに二つの資格が必要と言っています。
①専門性があること
②英語ができること
これは有司専制と言って日本の文明をメチャクチャにした明治維新と同じですね。
彼は日本の古式に則ってマツリゴトという言葉を使っていますが彼の考えは日本文明の根幹と全く違います。
日本の根幹は聖徳太子の十七条憲法に見ることができます。
百姓有禮、國家自治。
つまり様々な人々が礼を以て集まるから国家は自ずから治まるんです。
日本は法治では無く礼治の国です。
だからどんな法治国家も為し得なかったことが実現できている。
・お金が入ったお財布が落としても持ち主に戻る。
・大災害があっても人は並んで順番に買い物をする。
・子供が夜中に一人でコンビニに買い物に行ける。
これは日本が礼治の国。つまり日本文明が国を治めているから。
日本人は日本人というだけで日本文明の専門家です。
他の専門性なんかいりません。
必要なのは愛国心であって英語力ではありません。
英語ペラペラの日本の外交官がどんな立派な外交を明治以降してきましたか?
彼の青山議員の考えでは明治維新と同じくまた国を誤るでしょう。