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生きているから、心は動く。感じる。
それがいいとか、悪いとか思わなくていい。
心の状態を感じられることは、
すばらしいことです。
心や体の状態を丁寧に見る行為は、
自分をわかってあげようとすることです。
自分のことをわかりたくない。
自分のことをわかろうとしない。
自分の気持ちを無視して、
じっくりと、見ない、感じないようにする。
自分の本当の気持ちに薄々気づき、
真実を知ることが怖い。
真実を知り、自分が傷つくのが怖い。
真実を知り、今のままで
いられなくなるのが困る。
様々な不都合に直面したくないので、
自分の本当の気持ちを無視してしまう。
日々忙しく、仕事や生活をしていると、
自分の心の声や体の声を無視して
生きられてしまいます。
ずっと、何年も無視している人もいます。
そのままにしておくと、
いっぱいに蓄積するまでそのままに
して放置します。
そのうちに、心も体も悲鳴をあげます。
体が痛く感じたり、疲れを感じたり、
酷くなると、高熱を出したりして
病気になり、寝込みます。
心は、痛みや悲しみや怒りを
感じられなくなり、
何が好きなのかもわからなくなり、
どうしたいのかもわからなくなり、
自分は何をやりたいのか、
自分には何が向いているのか、
何もわからなくなります。
いくら考えても、わかりません。
長い間、自分の心を無視し続けてきた
のだから、急に、自分の心を内観しても
わからなくて当然です。
無視してきた長い時間と
同じだけの時間をかけて、
じっくり、ゆっくりと焦らずに、
自分の心に寄り添っていくことです。
長いことしてきた生活習慣により、
生活習慣病になったら、
そんなにはやくは、回復しないでしょう。
それと同じことです。
だから、カウンセリングを受けても、
長い時間がかかります。
自分を労わり、寄り添い、優しくして、
丁寧に自分に時間をかけてあげることです。
ミュー♡
