「現状維持バイアス」は、言葉通りで、人は現在の状態から動くことを回避する傾向にあることを意味します
なぜ、人は、「現状維持が好きなのでしょうか?」
いろいろなことに現状維持のバイアスが起こってしまうのだろうか。
マーケティングの例でお話ししますと
成功した会社や個人が現状から動くこと、
つまり、新しい事業に進出したり新しい製品を作ったりすることは
"成功する可能性"と"失敗する可能性"と
いう2つの可能性を持ち合わせている。
このような場合、個人や企業は、感情が損失回避性が働くことで、
成功するという50%の確率を過小評価してしまう。
つまり、成功というおいしい蜜にありつくことのできた"現状"の価値を
必要以上に"よいもの"と判断してしまう。
その思考が、新しいことの取り組みや新事業への進出を遅らせ、
成功のピーク後の現状は、少しずつ衰退しているのに気付きたがらず、
結果的にマイナスに向ってしまうのである。
人間は、本能的には、生命の種としての長生きするための遺伝子として、受けるダメージを少なくし、ネガティブに思考するように作られている。(次回説明します)
このネガティブの思考が、成功する確率の50%以下に考えてしまうバイアスが働き、本来は、”やってみたり””試してみたりしなければ、いけない”新しいことや新規事業を、”できればしたくない””取り組むと失敗の確率が高い”と考え、必要以上の現状維持のバイアスが働く。
成功はいつも50%の確率でないのは、環境を理解した上で、準備し、
RDCAを回し続ければ、成功する確率は
間違いなく50%なのです。
50%以下なのは、回し続ける努力とやる気の不足なのです。