トゥゥゥゥゥル、トゥゥゥゥゥル。

あ、電話が鳴ってる。


「はい、もしもし?」


「『女王様、大変です!ルアン様がさっき、出て行かれました!』」


えっ!?


「ルアン様が出て行ったって!」


「なんだってぇ!?」


んで?どんな感じだった?


「『『マドレーヌは、どこだぁ〜!』って、叫んで走ってました。』」


そう……。わかっあ。あとは私達に任せて。

私は、電話を切って、マドレーヌちゃん達のところへやって来た。


「ヘヴンくん。」


「あ、あなたは、真莉亜女王様!どーしてここに!」


「今、マドレーヌちゃんのお父さんが、ここへ……。」


「真莉亜さん。彼を隠すつもりかい?」


えっ?声が聞こえた?

後ろを振り向くと……あ!


「ルアン様!」


「くっそ〜、おそかったか!」





「貴様!なんなんだ、この手紙はぁ!」


あ!それはヘヴンくんがマドレーヌちゃんに送ったラブレター!

見られちゃったかぁ。


「一般人が王女にこんなものを送るとは不正な行為!マドレーヌはこれから、貴族と結婚させるんだ!お前みたいな一般のやつとは、結婚させないっ!」


「えっ!?」


「おっさん!いくらなんでも、言いすぎだろ!」


ウルフ一郎さんとギロさんが、出てきた。


「マドレーヌちゃんのことを大切にしてるのはわかるけど、ヘヴンくんに対して、「一般人」とは、失礼だろ。」


「マドレーヌの気持ちも、わかってくれよぉ!」


「えっ?」


すると、ギロさんとウルフ一郎さんは、くるりとマドレーヌちゃんの方を振り向いて。


「マドレーヌ!てめぇはどっちを選ぶ!」


「ヘヴンくんと付き合うか、別の男と付き合うか!」


「はっきり答えろ!」


二人は声をそろった。


「わ、私は……。」


「ええい!気持ちなど聞かん!マドレーヌ、帰るぞ!」


ルアン様はマドレーヌちゃんの腕を引っ張った。


「ま、まってください!お父様!」


「ルアン様、ごめんなさい!」


ルアン様が後ろを振り向くと、ヘヴンくんが、お辞儀をしていた。


「これは、僕がやったことです!けど、マドレーヌさんを好きなのは本当ですっ!どうか、交際を認めてくださいっ!」


「ヘヴンくん……。」


ルアン様は、「はあ。」と、ため息をついて。


「仕方ない。交際を認めるよ。しかし、娘を傷付けたら、ただじゃあおかないからなっ!」


「あ、ありがとうございます!マドレーヌさん……いいや、マドレーヌ。よろしく。」


「こちらこそ……よろしく、ヘヴンく……いいや、ヘヴン。」


よかったね、二人とも。

こうして二人は、付き合うことになりました。



                    ☆次回予告☆



ガオン、今お前はどこにいるんだ?

たまにガオンがいないことを忘れるくらい、

気になるよ。

ガオン……あたしはお前に会いたいよ。

次回、ヴァンパイア♡ラブforever「帰って来たガオンくん」

お前はあたしとウルフ一郎にとって、大切な息子だ。