お城に莉々果達が遊びに来ました。


「莉々果〜♡ジュンブライトじーじと遊ぼ〜う♡」


「莉々果ちゅわ〜ん♡ジュンブライトじーじじゃなくてぇ、ウルフ一郎じーじと遊ぼ〜う♡」  


「!?」


「!?」


あ、目が合った。


「おい、莉々果は俺と遊ぶんだ!」


「いーや、俺様と遊ぶんだ!てめぇはこの前、遊んだだろう!」


「う〜。」


「俺だ!」


「俺様だ!」


「俺だ!」


「俺様だ!」


「俺だ!」


「俺様だ!」


「俺……。」


「うえ〜ん、うえ〜ん!」


ああ!莉々果が泣き出した!


「あんた達!莉々果が泣いちゃったじゃないの!」


「あたし達が莉々果を見るから、お前達は黙ってろ!」


「……はーい。」


さあ莉々果、ばーば達と遊ぼうね〜。


「う〜!」


「ハハッ。ほんと、かわいいなぁ〜。」


「……うらやまし〜い。」



                              ☆



「う、う〜。」


うふふふふ。莉々果はつみきで遊んでる。


「道華が莉々果と同じくらいのころ、よく遊んでたなぁ。」


なつかしいなぁ。


「あら莉々果〜。おばあちゃん達と遊んでたの〜。」


「う〜!」


「あいつらがうるさかったから、取り上げた。」


うちの旦那、メッセの画像を、莉々果にしてるんです。


「うちもうちも!ジュンブライト様のより、すんげえかわいいのをしてる!」


全く、困ったおじいちゃん達でちゅねぇ〜。


「う〜!」


うふふ。かわいい。


「莉々果た〜ん♡」


「おじいちゃん達がおもちゃを買ってきまちたよ〜ん♡」


ああ、またこの二人……って、おもちゃを買いに、わざわざ行ってきたの!?


「あたり前だろ。」


「仲直りのしるしにと思って。もちろん、年上の俺様が、払ったけどな☆」


うわ〜。かっこい〜♡


「いいえ〜♡」


「てめえ、ふざけるな。」


「う〜!」


ところで、何を買って来たの?


「へへ〜ん♪俺が選んだやつだから、多分、気に入るだろ。」


ジュンブライトが包み紙をビリビリ破くと……。

あ!トドラージムだぁ! 


「キャハハハハ!」


「これ、あたしが欲しかったやつだ!」


「高かっただろう。」


「ああ!」


「ありがとう、おじさん。」


「いいえ、どういたしまして!」


ジュンブライト、かわいい孫のために動いてくれてありがとう。


「へへ〜ん♪」


ジュンブライトったらぁ、鼻をこすって。


「う、う〜!」


「うふふ。すごく喜んでる。」


「あい、あい!」


うふふふふ。かわいい♡


「あ、お母さん。明日、あたし、用事があって、莉々果を見ることができないから、お願いしてもいい?」


うん!いいよ!


「ありがとう!ガオンもバイトとかで忙しいから、困っていたのよぉ。」


大丈夫大丈夫!

ん?まてよ?

明日になったら、きっと、あの人も……。



                          ☆


「ん莉々果た〜ん♡ウルフじーじが来まちたよ〜ん♡」


予想通り、来た。


「さ、じーじと遊びまちょうね。なにちて遊ぶ?」


「う、う!」


「よし!ボールで遊ぼう!」


うゔ〜。かわいい孫の世話をしたいのにぃ!




ジュンブライトは今、出張で出かけてるし、今日はウルフ一郎さんは、莉々果を独り占めです。


「う、う!」


ん?どうしたの?莉々果。


「う!」


なに?どうしたの?


「真莉亜ちゃんと一緒にいたいみたいだね。」


えっ!?

ゔぅ……莉々果〜!ばーばは莉々果のことが、大ちゅきでちゅよぉ〜!


「真莉亜ちゃん!?」


「う、う!」


えへへ。顔をたたいてる。

痛いよぉ、莉々果ぁ〜。


「えへへへへ。」


「こんにちはー。」


「お、ガオン。」


「う、う〜!」


「莉々果ぁ〜、父ちゃんが来たぞぉ〜。」


「あい、あい!」


ガオンくん、バイトは?


「今、休憩に入ったとこだから。様子を見に来たんだよ。」


「制服姿で来て、大丈夫なのか?」


「大丈夫大丈夫!すぐ近くだから!」


ガオンくんのバイト先は、ハンバーガーショップなんです。

ガオンくんは今、家族のために一生懸命、バイトして、お金を貯めているんです。

もちろん、大学の勉強も頑張ってます。


「う、う!」


「アハハ。ところで、おふくろは?」


「買い物に行ってる。」


「あ、そう。これ、二人で食べなよ。」


「二人で!?」


(ウルフ一郎さ〜ん、ア〜ン♡)


(ア〜ン♡)


「ガオ〜ン、ありがと〜う♡」


「親父、今、変なこと考えたろ。」


おいしくいただくねっ。


「ああ!あと、莉々果の乳児食も入ってるから。」


うん、わかった。


「はう♡早くお昼になってくれ♡」


「おふくろにチークろっ。」




                              ☆