漁師みんな泣いている 食の安全浸透したのに
東京新聞
政府への憤り、風評への不安
河北新報社
●福島県相馬市
「これからもし、魚から放射性物質が検出されたらどうなるんだ。海洋放出と関係なくても、多くの魚の値が下がるだろう」
松川浦漁港でヒラメを水揚げした相馬双葉漁協の60代組合員が口を開く。ヒラメの競り値は放出前から下落傾向という。
放出開始に至った経緯に納得していない。「漁業者の理解がなければ放出しないと、国はずっと言ってきたはずだ。一体、誰が『理解』したんだ」。政府や東電だけでなく、強硬に反対を貫かなかった漁業団体の対応にも疑問を抱く。
●宮城県女川町
尾浦港の加工場。ホタテ養殖を営む大坂善治さん(58)は放出開始に「食の安全への受け取り方は人によって違う。なぜ、私たち漁業者が被害を受けないといけないのか」と憤った。
原発事故後、韓国が禁輸を続ける県産の養殖ホヤについて、東電は生産者への補償を11月末で終了する。
原発処理水は富山にも影響
24日から始まった東京電力・福島第一原発の処理水の海洋放出を受けて中国が日本の水産物の輸入を全面的に停止すると発表しました。富山県内の漁業関係者からも「不合理な外交圧力だ」との声が挙がっています。
チューリップテレビ
日本学者 放射能汚染水放出の長期的影響は無視できない
AFPBB
「海洋放出は中止を」 広島で被爆者ら訴え
共同通信社
これでも汚染水放出