東京大学公共政策大学院の鈴木一人教授は、イスラエルとハマスをめぐる情勢について次のように説明する。 「元々パレスチナ人が住んでいた地区に、第2次大戦後、故郷を持たないユダヤ人の国を作ろうということでイスラエルが建国された。その直後からの、土地を取り返そうとするパレスチナと対抗するイスラエルの動きが、第1次中東戦争と言われるものだ。それから4度にわたる戦争をやってきた。イスラエルとしては、何度ものテロ行為によって治安を脅かしてきたと、ガザ地区に壁を作って人々を封じ込め、種子島ぐらいのサイズの所に200万人もの人がいる。そして、食料や電気、水などもすべてイスラエルがコントロールしている状態の中で、不満を持っている人たちが武装化して組織したのがハマス。要するに、自分たちを解放するための組織なので、イスラエルを攻撃するのが彼らの目的だ」
ハマス・イスラエルのフェイクニュースが横行? Xが「立場を強めるツール」に?(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース