赤木雅子さん控訴審手続き 裁判所に響いた「そんなこと言わないでよ!」の悲痛な叫び
日刊ゲンダイ
焦点は、国家公務員の職務上の行為については国が責任を負い、公務員個人に賠償を求められないという最高裁判例だ。1審はこの判例に沿って判断したが、赤木さん側は「改ざんという違法行為をさせた佐川氏にこの判例を適用すべきではない」と訴えている。この主張を裏付ける学者の意見書を誰に依頼するかが課題だった。
8日、大阪高裁で行われた非公開の協議で赤木さん側は、神戸大学の阿部泰隆名誉教授に意見書を依頼することを明らかにした。6月末までに完成させ裁判所に提出するという。
■佐川氏側が「再就職したいから急げ」
これを受け裁判官は佐川氏の代理人に意見を求めた。佐川氏側はいずれもリモートでモニター越しでの参加だ。佐川氏側はまず、意見書の提出を早めて1カ月ほど前倒しするよう求めた。その理由は……、
「この裁判が続いているので(佐川氏は)退職してから就職活動ができない状態です。裁判が長引くのが非常にダメージです」
「佐川さんは裁判に一度も出てきませんし証言しようともしません。・・・」
佐川の行った、改ざん指示に対して
国が突如認諾し 1億700万円 を出し結審させた
しかし、1億700万円は私たちが出さされた金である