安倍氏銃撃の山上容疑者めぐり捜査機関がメディアに“ガセネタ”流した? 弁護団が抗議文
日刊ゲンダイDIGITAL
一部メディアの記事だ。
〈安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人容疑で送検され鑑定留置中の山上徹也容疑者(42)が「母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の用事に行って授業参観に来なかった」などと、精神鑑定の担当医に少年期の不満を漏らしていることが7日、関係者への取材で分かった。担当医はこうした事情を確認するため留置期間を延長し、鑑定を続けているとみられる〉
■山上容疑者本人は発言内容を否定
山上容疑者の代理人、小城達弁護士
「本人に確認しましたが、担当医にそんなことは言っていません。事実とは違います。捜査機関が何らかの世論を形成しようとしている疑いもありますし、彼自身のプライバシーの問題にもかかわります。・・」
鑑定留置は当初、11月29日まで約4カ月の予定だった
弁護側が「事実と違う」と抗議したガセネタを流してまで、長期にわたる身体拘束を正当化しようとする捜査機関の狙いは何なのか。