2018/2/20 デンシバ Spotlight
過去分です 米誌ニューヨーカー
米国でも元政府高官が2017年に米誌ハーバード・ビジネス・レビューに次のような論文を発表して話題を呼びました。「孤独は伝染する病。テクノロジーで最も人とつながっている時代なのに、孤独は1980年代の2倍になった。米国の大人の4割以上が孤独を感じている」
日本も対岸の火事ではありません。経済協力開発機構(OECD)が21カ国を調べたところ、「友達や同僚と過ごす時間があまりない」と答えた男性の割合は日本がトップ。女性もメキシコに次ぐ2位と、世界で最も孤独な国の1つなのです。
先はもっと暗そうです。東北大学の相田潤・准教授らが日本人と英国人を10年間追跡調査したところ、日本人のほうが英国人よりも強く、家族とのつながりが寿命を延ばす要因になっていました。ところが最近は結婚しない人が増えています。「未婚者や非正規の人の増加で日本の孤独はより深刻になる」と相田准教授はみています。
1%が99%を好き勝手するための戦略,と言えないか