『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝を認識できない女子生徒……石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語力崩壊の惨状
石井 光太 - 文春
国語力をめぐる現場の先生たちの強い危機感
――なぜいま〈国語力〉が問題なのでしょうか?
石井 長年、不登校や虐待の問題など、子供たちが抱えた生きづらさをめぐって、当事者や関係者に多くの話を聞いてきました。取材を通して感じたすべての子に共通する問題点は、「言葉の脆弱性」でした。
あらゆることを「ヤバイ」「エグイ」「死ね」で表現する子供たちを想像してみてください。彼らはボキャブラリーが乏しいことによって、自分の感情をうまく言語化できない、論理的な思考ができない、双方向の話し合いができない――極端な場合には、困ったことが起きた瞬間にフリーズ(思考停止)してしまうんですね。これでは、より問題がこじれ、生きづらさが増すのは明らかです。
政権の愚民化政策は成就している
おまけは、いじめや差別も蔓延
正に支配には最高の状況である
この状況は
多くの国会議員たちの
”言訳もアホ丸出し”
と相補的に、支配を万全にしている
『ごんぎつね』が読めないのは
多くの国会議員も同様であろう
一度きりの人生
アホで生きることを拒否する