名張事件、再審開始は最後の機会 弁護団長が決意
共同通信社 2022/07/16 16:00
三重県名張市で1961年、女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件を巡り、72年6月に死刑判決が確定してから半世紀が過ぎた。再審請求は第10次まで及び、名古屋高裁は今年3月、89歳で獄中死した奥西勝元死刑囚の再審開始を認めない決定をした。特別抗告した鈴木泉弁護団長は16日までに、共同通信の取材に応じ「最高裁で開始決定を得る。これが最後の機会だ」と決意を語った。
”名張事件”と言う者を知らない
私たちは”名張毒ぶどう酒事件”としか言わない
”毒ぶどう酒”が抜けると
何の事件のことかわからないではないか
記事の内容は
まったく問題点に触れていない
”名張毒ぶどう酒事件”
で検索してほしい
大半が”真犯人”なる投稿・記事である
妹の岡美代子さん(92)
「道を歩く時も一歩一歩無実だ無実だと毎日死ぬまで歩きつづける覚悟です、頑張ります」
「命ある間に、いい結果を」
教訓にしたい
一審津地裁の無罪判決で家に帰ってきた兄を「なぜ自白したんや」と問い詰めた。「裁判でやっていないと言えば無罪になる、と警察に言われた。俺は絶対やってないよ」。兄の真剣な顔に「私かて、信じていたよ」と、涙がこぼれた。