日刊ゲンダイ
使い物にならない不良品に多額の保管料と検品料……。
厚労省の検品で「約15%が不良品だった」
厚労省や納入事業者の検品費用などとして新たに計20億9200万円を要した
総事業費500億円を投じた「アベノマスク」をめぐっては、今年3月時点で約115億円分のマスクが倉庫に保管されていたことが判明。保管料として年間約9億円かかることが問題視されている。
国の調達事業で、それも「医療・衛生品」のマスクに1割を超える不良品が見つかったとは驚きではないか。
さらに言えば、検品は通常、納品業者側が行うものだろう。なぜ、国側が税金を使って検品するのかも分からない。
検品費用 計20億9200万円
福田赳夫元首相の秘書を務めた中原義正氏もこう言う。
「不良品の保管や検品費用として、国がなぜ多額の税金を投じる必要があるのか。不良品なのだから、本来は納品業者に損害賠償を請求するのが筋だろう。まるで、盗人に追い銭のような話ではないか。『アベノマスク』の問題は、マスク自体が使えないということ以上に、誰が、いつ、どのように判断して受注業者を決めたのか。不自然なカネの流れはないのかを精査する必要がある。まだまだ何か隠されていることがあるのではないか」
「アベノマスクの闇」は深い。
アベノマスクは
国民全体を対象にした詐欺
裏金の宝庫
告発を攻撃するアルバイトのネトウヨ
この事実にも、ニコニコ羊の大群