政治資金で高級料亭など会食行き放題 大臣たちの「ノー自粛生活」
2021/12/06 11:15 ポストセブン
政治家たちは“オレたちには自粛など関係ない”とばかりに、コロナ禍で国民の浄財である政治資金を使って飲み、食べ、歓楽街を闊歩していた
1回目の緊急事態宣言(4月7日~5月25日)
そのさなか、「コロナ担当相」として連日会見を開いた西村康稔・経済再生相(当時)は、懐石「宋胡」(4月10日)など同じ日に4件分の「飲食代」を収支報告書に記載した。
西村氏は「この3週間が勝負だ」と国民に外出自粛と感染対策強化を要請した。だが、当の西村氏はこの「勝負の3週間」(11月25日~12月16日)に政治資金パーティー(12月7日)を開いていたばかりか、12月10日にはワトルトウキョウ(オーストラリア料理)、世良田(焼き鳥)、東急ホテルズの3件の飲食代を記載していた
イタリアンで70万円以上
“グルメ・ブロガー”として知られる平井卓也・デジタル担当相(当時)は、
宣言中の4月9日に「笑多」(イタリアン)、デジタル相に就任した10月以降も「榮林」(中華)、「大関」(焼肉)、「キッチンクラブアダ」(韓国鍋料理)など年間24件の「飲食代」が計上されていた。
飲食が222件と断トツだったのが武田良太・総務相(当時)だ。4月の緊急事態宣言中(当時は安倍内閣の国家公安委員長)には割烹「津やま」や「しまだ鮨」、「鮨 まつい」への支出を記載、そして菅内閣の総務相に転じていた11月からの「勝負の3週間」だけでも、「鳥善 銀座店」、「都鮨 銀座」、「ざくろ」(しゃぶしゃぶ)など、なんと25件もの「飲食代」の支出の記載があった。
茂木敏充・自民党幹事長(当時は外相)も負けてはいない。宣言中には京料理「花郷」(約10万円)、フレンチ「エスプリ食堂 月下」(約25万円)、洋食「東洋軒」(約13万円)など6件、「勝負の3週間」にも鳥料理「鷹匠 壽」(13万円)、ふぐ料理「下関春帆楼 東京店」(約17万円)、海鮮料理「博多 田中田」(約24万円)など7件を記載し、高額な「会合費」の支払いが多い。
飲食代の高額さではなんといっても麻生太郎・自民党副総裁(当時は副総理)の右に出る政治家はいない。
緊急事態宣言が出された直後の4月9日に「帝国ホテル」(約43万円)、洋食「宗家源吉兆庵」(約7万円)、地中海料理「プリオレストランアンドウエディングス」(6万円)と「会合費」に1日で約57万円支払ったのをはじめ、年末にかけての「勝負の3週間」にも「プリンスホテル」(約48万円)、イタリアン「フィオレンティーナ」(約76万円)など高額な支出が目立つ。年間の会合費は134件で1400万円以上を使っていた。
当時は“無役”だった岸田文雄・首相も「勝負の3週間」に「いちにち一膳」(和食)、「聘珍楼」(中華)、「銀座吉澤」(すき焼き)、「鮨 高山」などへの支出の記載がある。
※週刊ポスト2021年12月17日号
私が顔をしかめるのは
自粛中に宴会をやっていた、ことではない
これが、大層なことのようにマスコミは言うけれど
本質逸らしだ
・彼らは、宴会で、互いの裏金を膨張させている
・その役割の宴会費用には、私たちの税金が使われている
・とても豪華な料理、少し口を付けるだけで、残飯として処理される
片や、今日食べる食費もない家がある
貧困にあえぐ子供たちは、コロナで学校給食が無くなり、食事を抜いている子もいた
私は、この点において、
税金で宴会にいそしんでいた輩を国会議員とは認めない