我々の命は米国の企業によって決められている | 社会の裏を晒すブログ

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日本の食について

●映画『食の安全を守る人々』(原村政樹 監督・撮影・編集)
我々の命は米国の企業によって決められている
笠原眞弓
から転載します

今や、ヨーロッパやアジアを含む他国の許容量の数倍から400倍の農薬の残留が許される国、日本。その日本で“農”に“政”がないと元農林水産大臣の山田正彦さん(写真下・左)が、異議を唱え続け、国の内外を駆け巡っている。

鈴木宣弘(国際環境経済学)さんが指摘するのは「どっち向いての行政?」で、米国がグリホサートの規制を強める(近々使用禁止になるとか)と売れなくなるので、日本の消費を促すために農水が「クリスマスプレゼント」と称して、残留農薬基準を変えることになったこと。なんとそれは、国民へのプレゼントではなく、米国へのそれなのだ。

 「我々の命は米国の企業によって決められている」とは、なんと理不尽なこと。河田昌東(分子生物学)さんは、その証拠を5000ページの英文書から見つけ出す。そして、グリホサートの害についても、科学的に指摘する。

グリホサートの毒性について、子どもの脳に与える影響を保育の現場から田口操さんが実証し、脳科学者として木村―黒田純子さんやラットで長期間の発がん実験をしたフランスのジル=エリック・セラリーニさんらが暴いていく。

http://www.labornetjp.org/news/2021/0701eiga