東京五輪】招致メンバーが打ち明ける〝五輪貴族〟の実態「競技を見ながら豪華な料理を食べることが誇り」
東スポWeb 2021/05/28 06:18
「五輪というのは〝IOCファースト〟。彼らは大会中に一流のホテルに泊まり、競技を見ながら豪華な料理を食べることを誇りに思っている」。
13年1月、東京都がIOCへ提出した「立候補ファイル」には豪華客室や日本料理の写真が掲載され「世界的にも最高水準の優れたサービスと設備を提供」と招致をPR。五輪ファミリーは5つ星の最高級ホテルの宿泊が約束されている。また、組織委の森喜朗前会長(83)が「期間中は毎晩のようにパーティーばかり」と苦言を呈したこともあるように、まるで海外旅行の感覚。前出関係者は「IOC委員の奥さんをいかに満足させるかのアピールが招致のカギを握る」と明かした。
豪華な料理
5つ星の最高級ホテルの宿泊
毎晩のようにパーティー
この原資は私たちの金
接待の見返りの裏金
原資は私たちの金
その他
※毎日新聞、紙面文字起こし (阿修羅より)
見えない予算
五輪会場運営1人35万円 組織委 委託契約資料に記載 1日当たり
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会による民間企業への会場運営委託を巡り、毎日新聞は契約書とその内訳書の写しを入手した。内訳書には、大会準備・運営に当たるディレクターなどの1人当たりの「単価」として最高1日35万円と記載。人数や日数を掛け合わせて委託費を積算したとみられ、その総額は契約書の金額と一致している。組織委は「内訳書は参考資料」と説明している。
毎日新聞が今回入手したのは、五輪開催の42会場のうち、組織委が大手広告代理店に委託した武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)の準備・運営業務の契約書。契約日は五輪の1年延期が決まる前の2019年12月17日で、期間は翌日から20年9月末まで。契約金額は消費税込みで6億2304万円と記載されている。
内訳書には、業務を担うディレクターや運営統括など職務ごとに「単価」と「人数」「数量」が記されている。最も単価が高いのは、「本大会に向けての準備業務」を担うディレクターで35万円。人数は2人、それぞれ40日で計2800万円が計上されている。大会期間中では、最も安いサービススタッフの単価が2万7000円。373人が15日分、339人が13日分で合計額は約2億7000万円となっている。これらの金額を足し合わせた額に11%の営業管理費や消費税を加えると、契約金額の6億2304万円となる。
どうやら「ぼったくり」はIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長だけじゃないようだ。
以上
関係者が五輪開催に驀進する理由の一端である