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「ワクチン敗戦国」日本が絶望的に後れる惨状 接種で先行した国は著しく感染数が減っている
野口 悠紀雄 2021/05/02 10:00  東洋経済

イスラエルでは、正常な生活が始まっている。イギリスも、感染者が大幅に減少し、夏頃の経済正常化を目指している。アメリカでは、集団免疫の獲得が可能という。

しかし、日本では、ワクチンの接種は遅々として進まない。高齢者にかぎっても、完了は来春との見方が示されている。

日本ではいま感染爆発が始まっている。そして、これは、日本に限らず世界共通のことだと考えている人が、日本には多い。

 しかし事実はまったく異なる。

 ワクチン接種がスムーズに進んでいる国では、感染者数が劇的に減少しているのだ。

 その典型が、イスラエル、イギリス、そしてアメリカだ。これらの国では、昨年12月からワクチンの接種が始まっている。

イスラエルでは、1月末に1万人を超えたのをピークとして、その後は顕著に減少している。

 4月20日ではわずか139人であり、ほぼコロナを克服した状態だ。これは、イスラエルではすでに全国民が接種を済ませていることによる。

人口100人当たりのワクチン接種回数を見ると、イスラエル119.5、イギリス63.5、アメリカ63.3だ。それに対して、日本はわずか1.6でしかない(NHKの資料による)。

ワクチンの接種が最も進んでいるイスラエルでは、経済活動がすでに再開されている。

屋外でのマスク着用を義務づけた規制は、4月18日から解除された。イスラエルは、通常の生活に戻りつつある。

中国は、世界に先駆けていち早くコロナの制圧に成功した。ただし、それは、大都市をあっという間に封鎖するなど、国家の権力によるものだ。



しかし、日本ではワクチンは有り余っているのだ
次のことを押さえておきたい

日本のワクチン接種遅れに批判強まる-大量のEU製が承認済みと発覚
Lisa Du 2021/04/30 16:59

ブルームバーグ): 欧州連合(EU)は今年初め以降、5000万回分を超える量の新型コロナウイルスワクチンの日本向け輸出を承認した。これを受けて、日本の国民は不満を強めている。

EUは26日、ファイザーやモデルナの製品を含め、EU域内の施設で製造されたコロナワクチン約5230万回分の日本向け輸出が承認済みだと明らかにしたEUからワクチンが出荷された43カ国の中で最も多い量だ。