地球温暖化、イヤ地球高温化へ :人類大量絶滅は不可避! | 社会の裏を晒すブログ

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科学は騙すためにある
こんな似非科学が氾濫する時代

このような深刻な話題については
事実は何か
論理のごまかしがないか
そんな視点に注意しながら読みたいと思います


この投稿は、私の主張と一致しています
皆さんの論理的思考で吟味してください


この投稿には軽視されている視点があります
地球温暖化により
動物の食糧の源、植物の枯死が急激に進むのである
食糧危機の深刻化
人類大量絶滅は不可避!


東洋経済
デイビッド・ウォレス・ウェルズ 2020/03/08 10:00
抜粋して転載

一般的に考えられているよりも、気候変動の実態ははるかに深刻だ。進行がゆっくりだとか、実際のところ、気候変動は起きていないと言われることもあるが、それらは思いこみにすぎない。

拙著『地球に住めなくなる日: 「気候崩壊」の避けられない真実』でも詳しく書いているが、私たちはいま、大量絶滅のときの少なくとも10倍の勢いで二酸化炭素を出している。産業革命以前に比べると100倍だ。すでに大気中の二酸化炭素は、過去80万年、いや1500万年で最も高いレベルになっている。

 地球の運命を揺るがし、人間の生命と文明の維持を危うくさせているのは過去のどの時代でもなく、いま生きている私たちの仕業ということだ。
 気候の変化は、私たちが認識、理解するよりずっと速く進み、私たちが想像するより、ずっと長く続くのである。

いくつかの研究によると、その分かれ目は上昇幅2℃だと指摘されている。ただし二酸化炭素の増加を直ちに止めることができたとしても、今世紀末には平均気温が2℃は高くなる見込みだ。
 地球の平均気温が2℃上昇すると、いったいどういうことになるのか。
・地表部を覆う氷床の消失が始まる
・4億人が水不足に見舞われる
・赤道帯に位置する大都市は居住に適さなくなる
・北半球でも夏の熱波で数千人単位の死者が出る
・インドでは熱波の発生率が32倍になり、期間も5倍に延びて、影響を受ける人の数が93倍に増える
これでも「最良の」シナリオなのだ。

2100年までの平均気温上昇を2℃未満に抑えることができたとしても、大気中には500ppm、あるいはそれ以上の二酸化炭素が存在したままだ。1600万年前の地球もそうだった。そのころ、海面水位はいまより40メートル高かった。
 地球の変化には何千年という時間がかかるものもあり、しかも元に戻ることはない。このまま二酸化炭素の排出増加が止まらなければ、2100年には地球の平均気温は少なくとも3℃、おそらくは4℃以上、上昇すると国連は警鐘を鳴らす。パリ協定で2℃までと定めたのに、2倍以上になるだろう。
日本を含むアジアの大部分が居住不可能