私のプライドはるか昔 大阪のゲーム機賭博が騒がしかったころ 近隣の市で 警察署のすぐ近くで ゲーム機賭博を継続していた 友人が借金のかたにとられて そこで働かされていた 警察官は、絶対中には入ってこない、と言う そこの署長 消防の大会に来て、私たちに握手をした 私にも手を差し出した 私の手はピクリとも動かない 私のプライド 敵もさるもの 私の眼は一切見ずに、何事もなかったごとく 次の人に握手しに行った 社会の仕組みを納得した若いころの出来事です