斜陽の国へ一直線  消費税による資産移動   3 | 社会の裏を晒すブログ

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植草さんの資料転載です

1989年度の税収は54.9兆円だった。

2016年度の税収55.5兆円と、ほぼ同額である。

1989年度と2016年度で変化したのは税目による税収構成比だけなのだ。

1989年度
所得税 21.4兆円
法人税 19.0兆円
消費税  3.3兆円


2016年度
所得税 17.6兆円
法人税 10.3兆円
消費税 17.2兆円


つまり、この27年間に生じたことは、

所得税が  4兆円減り、 (金持ちの税軽減)
法人税が  9兆円減り、 (金持ちの税軽減)
消費税が 14兆円増えた (その分、貧乏人増税)

という事実だけである。


消費税は所得がゼロの者にもかかる税金である。

小学生がわずかなお小遣いから買い物をする際にも消費税が課せられる。

法人税減税と所得税減税のためだけに、消費税が大増税されてきた。