最近メッキリ涼しくなってきまして
秋の夜長という言葉が当てはまるように感じます(´∀`*)ウフフ
ゲームのほかにちょっとした時間潰しを
何かないか探していたら以前ブックオフオンラインで
まとめ買いした我孫子武丸さんの文庫本が出てきました∑(゚Д゚;)ワスレテタ
そんな中でまず最初に手をつけたのが
「さよならのためだけに」
内容をネタバレしてしまうと未読の方に
申し訳ないので物語の初めだけ・・・
主人公は1組の夫婦
しかし新婚旅行から帰るとすぐに
離婚を決意
なぜそんなすぐに離婚するとなったのは
この二人近未来のお見合いシステムで
出会ってすぐ結婚したけれど
実は全然相性が合わない二人で喧嘩ばかり
お見合いシステムというのが結婚相手を
総合相性判断で見つける結婚仲介業が
開発したものでそのシステムのおかげ
で離婚率が下がり少子化も食い止った
という優れもの∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!
システムにほとんどの人が登録していて
結婚相手はシステムが見つけるという
近未来の時代背景の話でした(・∀・)
その相性判断はランク付けするのですが
主人公となる1組の夫婦の相性は特A
特Aの相手に出会えることは非常に稀で
特A評価が出たカップルの結婚率100%離婚率0%と
いうことからこの二人が離婚しようとすることを
結婚仲介業(これが政府公認の世界的企業)が
システムのエラーなどで信用失墜になりかねないので
二人の離婚を何としても阻止しようと
(たまに実力行使の妨害、その他説得など)
してくる巨大な相手に対して離婚するために
共闘していく中で少しずつ二人に
心境の変化が・・・(`・д´・ ;)ゴクリ
という話でした(;´Д`)ハァハァ セツメイ ツカレタ
話は主人公の夫婦の男女からの目線で
描かれており、一人の作家さんでそれぞれの
目線で個人的には面白く表現されていて
しかも我孫子武丸=ミステリー作家で
たまにハードボイルド系もと思っていた
自分にはすごく新鮮でした(^∀^)
でも、やはり話の流れや心象描写などは
ほかの作品と変わらず面白かったです(・∀・)イイ!!
ラストは言えませんが読んでスッキリしました(*´д`*)アハァ
今は徳間書店からカバー版の文庫本が出ていますが
自分が読んだのはハードカバーの初版本でした
文庫本のほうが読みやすいかもしれませんヾ(゚д゚;)
展開が気になってゆっくり読んでいくつもりが
結局すぐ読んでしまったのでまたまとめ買いの中から
次の作品を探そうと思います (゚Д゚;)
ではでは・・・