指原がAKBを見放した意味 | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


先日AKBの55thのシングルの概要が発表されましたね。


NGTの件がまだ何も解決していないままの中で
当たり前のようにCDがリリースされていくわけです。


まあこれがAKSですし仕方ないことです。


彼らからしたら慈善事業ではなくビジネスであって
これで生活している人間が山のようにいるのですから。。。


どんなに理不尽な立場のメンバーに義憤に駆られ
正義感を持って正論を主張しても無力なのです。


もちろん声を上げ続けることで何かが変わるかもしれない。


ただそうやって信じては裏切り続けられてきたのを
古参のファンほど嫌というほど経験しているはずです。


もうそこに何か解決策を模索しても無理なんですよね。


アイドルビジネスの悲しい性というか結局は
今回のCDも当たり前のように握手券が売れるでしょう。


結局ミリオンは継続され運営にとっては通常運転で
これが信任なんだと受け止めるだけのことです。


SNSなんて見ているとCDの不買なんかを
呼びかけるツイートも見かけたりしますね。


ただこういった運動はあまり意味がないと思います。


なぜならこういった呼びかけに共感する人はとっくに
AKSの関わるものから距離を取っているでしょうから。


逆に熱心なファンにとってはそういう行為は
自分のファン活動を妨害するアンチ行為に映るだけです。


まずは自分の意思をしっかり表明し後は
個々のファンに委ねるというぐらいしか無いでしょう。


一方で今回のセンターは指原なんですね。


姉妹グループのHKTのメンバーでしかない彼女が
AKBの卒業センターをやることに違和感を覚えませんか?


それでもこれまでの功労者だったから仕方ないと
半ば強引に受け止めてしまったファンもいるでしょう。


こういう所が彼女らしいというか本当に
打算と損得で動くことは徹底しています。


でも自分の人生にメリットがあれば受けるし
メリットが無ければ受けないという分かりやすさ。。。


彼女の根底は俗世間の当たり前の論理でしかない。


これがアイドルの世界では清廉さや潔さなどが
重んじられて彼女の行為は下品と看做されます。


こういう軋轢がずっと続いたままAKBは分断されて来ました。


これが山本彩なら恐らく引き受けないだろうし実際そうでした。


麻友はまあ生え抜きのAKB所属ですから最後のプレゼントで
シングルを与えて送り出すというのも妥当でしょう。


ですが指原がセンターをやったところで
今更AKBにとって一体何の役に立つのか?


彼女がもしAKBの為に自分の身を犠牲にして
最後のシングルを引き受けるなんて言われたら?


いや自分のためでしょ?と言いたくなります。


彼女自身はどう考えているのでしょうね。


彼女の事を散々に言っていますが実際に
少なからぬファンの偽らざる心境ではないでしょうか?


ですが残酷な事に最後にビジネス的な果実を
持っていくのは彼女のような人間でもあります。


それは感情論や正義論よりまず何より自分の
メリットになるかという合理主義者だからです。


逆に彼女の今までの行動原理で非合理なものは
ほとんど無いように自分には見受けられます。


総選挙にあれだけ出続けたのも全ては自分のため。。。


グループの為を思えばあのような1強状態の
イベントが続くことがいい訳ありませんからね。


結局は指原という子はAKBの価値を最大限に
利用し尽くしてようやく卒業するということです。


つまり彼女にとっての利用価値が無くなったということ。


そこがひとつのポイントです。


彼女が損得の合理主義者という観点で言えば
見放されたAKBはもはや搾り取られた後のようです。


残念ながらそれが残酷な現実です。


ですがようやく指原とその支持者達の強大な
支配を抜けることになるAKBがどう変わっていくのか?


このまま彼女に見放されたままの惨状で
衰退を加速させていってしまうのか?


それともまた新しいグループとして立ち上がり
訴求出来るだけのブランドを確立できるのか?


それが今後問われていくことになりますね。


いずれにしても指原という存在は強すぎました。


あらゆる面でAKBというグループ全体を飲み込み
破壊し食らい尽くしたこの数年間です。


それが終わりを告げた後果たして何が生まれるのか?


全ては残されたメンバー達に委ねられています。


以上