AKBが競争に明け暮れる先には | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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AKBGと坂道シリーズを俯瞰的に冷静に眺めるサイトです。
他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


今クールはAKBの卒業生がドラマに出演していますね。


敦子、優子、島崎と3人もゴールデンのドラマで
活躍しているわけで割りと凄いことだと思います。


バラエティーでは指原の存在感が抜けていますけど
こういった女優部門でも活躍する子が増えて欲しいです。


やはり偏らず幅広い分野で卒業生や、今のAKBの
主力メンバーが実績を作っていくことの大切さ。。。


それはこれから経験と実績を積む必要がある若手が
夢や目標を持ってアイドル活動をする活力になりますから。


そういう意味ではこれからも卒業生がしっかりと
芸能界で結果を残す事が求められていますね。


そんな中で振り返ると今AKBの現状は苦しいです。


AKBというブランドの影響力が低下して中々
外に向けて魅力を訴求していけないジレンマ。。。


理由は色々とあると思うんです。


大体組織が低迷していくときには理由はひとつではない。


本来は自浄努力で跳ね返せるものなんかも
長年積み重ねた稚拙な運営がそれを不可能にする。


そんな数年間のAKBだったと思います。


人気メンバーが相次いで卒業したのが理由と
短絡的に考えるのは簡単なことです。


もちろん多くのファンを抱えていたメンバーが
卒業した時にはファン離れのリスクが発生します。


ただ箱推し的風土を醸成して未来に目を向ける
ファンを増やしていけばそれは解決する事ができる。


そこを疎かにして総選挙を初めとした競争や
対立を煽り過ぎた副作用がAKBを低迷に導きました。


要はやり過ぎたんですよね。


適度な競争は組織の活性化に繋がりますが
過度の競争は組織を疲弊させて瓦解させます。


そのさじ加減やコントロールを運営が
もう少し真剣に考えて欲しかった。。。


今更ながらそれが残念で仕方ないです。


AKBの特徴はとにかくファンの活動歴が長く
簡単には離れないというのが顕著にあります。


だがその長い期間ゆえに多くの矛盾やストレスを
抱えて応援のモチベーションを持てない方も多い。


古参のメンバーを応援するファンほどそうでしょうね。


ただグループ自体は未来に向けて進んでいくわけで
余りそういったファン層に留意することも出来ない。


新たにAKBの世界に入ってくるファンへも配慮しないといけない。


そのバランスに頭を悩ませながら運営も色々と
手を売ったんでしょうけどそれが後手後手に回っている。


そんな印象を受けます。。。


アイドルグループなのに個別のメンバーを推す
ファンを推奨するような方向性との矛盾を抱えている。


個推しと箱推しの共存と両立は永遠のテーマです。


どちらを立てればどちらかが立たない。


それならばどちらかを切り捨てるしかない。。。


その帰結が今のAKBの現状なんだと思います。


この間リクアワをライブビューイングで観覧して
感じた違和感にも繋がって来るんでしょうね。


個別に盛り上がる雰囲気はあるもののAKBG全体で
ファンが一体となっているとはいい難かった。


それは今のAKBGが姉妹グループ混合という
性質なのもその主な一因かもしれません。


ただそれ以上に自分が応援する子以外関心がない
ファンを大量に抱えていることから来る弊害。。。


だから推しメンが絡まない、あるいはグループ全般の
イベントへの無関心が数字にも出てしまいました。


これからもAKBがこういう状態で進んでいく限り
広範囲に訴求するコンテンツになるのは難しい。


それに加えて人気メンバーが卒業するたびに
大量にファンが離脱する現象に陥るジレンマを抱える。


今運営がするべきはAKBが大好きなファンの
求心力を保てる健全な方向のイベントだと思います。


AKB最大の集金イベントの総選挙でそれが果たして可能か?


色々とメリットよりデメリットの方が大きくなっていないか?


もうそろそろ次に踏み出す時かもしれないですね。。。


それでは、また。


以上