二人セゾンのMVを観て感じること | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


欅坂の新曲「二人セゾン」のMVを何回も観ている。



とにかくどこで切り取っても感じるものがあって、そこに散りばめられた

多くの物語があってまったく飽きない内容に嘆息するしかない。。。



そして冬の物悲しい季節にもどこか明るくセンチメンタルな

曲調が絶妙に観るものをエモーショナルな気分にさせる。



これはハマル人、絶対に多いよな~~



とにかく光を駆使した映像美と絶妙な静止と躍動のシナジーで

空間の中の刹那の一瞬を切り取る手法は秀逸だね。



秋元先生も本当に欅坂に夢中なんだろうなって思うよ。



それをなぜAKBでもやってくれないんだろう???



そう考えてしまうファンがいてもおかしくない。



やらないんじゃなくてもう今のAKBではやれないが正しいのかな。。。



今の欅坂を観ているとまさに全盛期の2010年前後を

髣髴とさせる清楚さと清廉な世界に満ち溢れている。



まさに国民的と呼ばれるようになってどんどんと

世俗に飲み込まれて大衆化してしまう前のAKBと似ている。



だからこそまだ何色にも染まっていないこのグループに

プロデューサーとして彼が夢中になるのは当たり前なんだよね。



こんなにインスピレーションを刺激されて創作意欲を

掻き立てられるグループなら面白いに決まっているもの。。。



自分がプロデューサーなら楽しくて仕方ない。



このMV中でも中心に平手がいたけど他のメンバーにも

ちゃんとフィーチャーしてバランスよい仕上がりになっていた。



よもすれば平手しか光が当たらずに他のメンバーへの

不遇感へと転化する危険もあるけどそれを上手く排除している。



だからといって芯がないわけでもなくしっかりと欅坂の中での

平手の成長ストーリーも描き続けている印象を与えた。



グループ全体の調和を意識した描写との絶妙なパラレルの世界。。。



それを点で繋いでシリーズ化しているから多くのファンが

変な不満を感じずに箱推し的感覚で応援できるのかもしれない。



この曲もうまくプロモしていけばスマッシュヒットする可能性が高い。



それぐらい今の季節にぴったりのウィンターソングになりそうだね。



しかし前段でも言ったけどもうこういった清廉な世界観を

AKBGの中で描くのは難しいんだろうなとは思う。



それぐらいもうAKBからかつてのそういった面影を感じることは出来ない。



まさにハイテンションのような世俗的な大衆ソングとして

アプローチしていく方向に益々シフトしていくのではないか??



つまりこのグループに過度のアイドル性や清廉な世界を

どんなに期待してもそのような流れにはなってくはくれないのだろう。



それを受け入れるか?必死に抗って元に戻そうとするのか?



自分はもうそこへの拘りを捨てて単純に清廉な世界の

素晴らしさに浸れる喜びをしばらくは噛み締めたいと思う。



MV中の平手の鬼気迫るダンスシーンを眺めるたびに

この子の今後の成長を期待している自分を感じながら。。。



二人セゾン、素晴らしいです。



まだ聴いていない方は是非手に取ってみて下さい。



それでは、また。



以上