生駒の存在が見せる乃木坂のジレンマ | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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AKBGと坂道シリーズを俯瞰的に冷静に眺めるサイトです。
他のブログとは違う視点で考察していくのでよろしく。


今回の対談で色々なトピックスが出たので簡単にご紹介したい。



まずはファンの流れについて。。。



彼はそれこそ現場で様々なファンと交流してその人脈も多岐に渡る。



それこそ運営の関係者に近しい距離にいる人間にも知己がいるほど。



そんな彼が持つ情報や現場での状況を鑑みても確実にファンが離れている。



AKBの内部という観点ではチーム8に、外側にという観点では坂道シリーズに。。。



ネットの風評なんかでよく見かけられるこの手の内容は

実際に現場でのファンの流れとして確実に示されているようだ。



実は自分のかつての交流があった優子推しもかなり坂道に流れている。



ネットの情報というのはデマも多いが実は核心を突いていることも多い。



これ絶対に関係者が書いているだろうというのもあるし

自分の持っている情報なんかで的を射ている内容なんかもある。



要はちゃんと価値ある情報を取捨選択して取り入れていけば有用なんだよね。



当たり前だけど現場の空気とネットの世界なんて連動しているわけで

この前ブログで書いたようにそういった空気感は軽視してはいけない。



そんな中でなぜこのような流れが起こるのか?



それは一概には言えないし理由も多岐に渡るだろうが

やはり今のAKBへの潜在的なファンの不満が原因なんだろう。



そりゃ満足していれば離れる理由なんてないんだから当たり前だが。。。



そこでAKB内部にとどまりたい人はチーム8にもうAKBと関わりたくないが秋元グループの世界は好きと言う方は坂道にと流れていく。



まあそこに無理なロジックはないようにも思われる。



ここで坂道グループといっても少し違いがあったりする。



乃木坂と欅坂には明確なプロデュースの違いが最近見え隠れする。



乃木坂は正統派として清楚、清純をベースにどこかクールで

あまり過度の競争を持ち込まないような空気感がベースである。



更に汗と努力などAKBが価値を見出してきたものも優先ではない。。。



そういったゆったりした空気感の中でアイドルを堪能したいファン向け。



だから総選挙なんてもっての他というのもよく分かる。



まあ典型的にAKBとは水と油の存在なのが乃木坂でもある。



だからAKB至上主義の人達は彼女達を中々認められないし

興味も持てないというのは理由としてあるかもしれないね。



ただひとつ言えるのはもはや乃木坂はひとつの独立国ということ。。。



要はAKBの施策やプロデュースに振り回されたり影響されない。


ファンの主流がもはやAKBの傍流で乃木坂を応援してきた

そんなファンではなく乃木坂から入ってきた新世代になっている。



だから乃木坂のファン同士の間でも価値観の衝突が起きるだろう。



その象徴的なものが生駒の扱いでもある。



彼女はAKB側の人間からは好意的に見られるメンバーでもある。



麻友も可愛がる生駒は自分も好きな子。。。



ただ乃木坂しか興味がなく向こうの視点で見るファンからすれば

生駒は異端児であり乃木坂の価値を毀損すると映る。



それは生駒の半身がAKB的な価値観に根ざしているから。。。



どこか少年漫画的な主人公性がある生駒の存在は

乃木坂の中での複雑な扱いの原因にもなってしまっている。



今の乃木坂の中で生駒の占める位置は昔ほど大きくはない。



メディアでの先行する知名度という意味での価値はあるものの

乃木坂を支える多くのファンの求心力としてはわりとシビアな位置。。。



つまり今の乃木坂では真ん中に生駒がいなくても成立する場合が多い。


そんな中途半端な状況に苦悩する生駒を目にすると気の毒でもある。



なぜなら彼女の乃木坂愛に偽りはないし自分が貢献したいという

熱い想いはちゃんとファンにも伝わってくるから。



ただ乃木坂がアイデンティティーを確立してAKBから

離れていけ行くほど生駒の乃木坂でのプレゼンスは低下する。



生駒のセンター交代劇からまさに路線を代えて躍進を遂げた乃木坂。。。



それは数字上でも顕著であり明らかにここから異なるファン層を

取り込んで急激に大きくなって来たのが分かるだろう。



つまり自分のように麻友の肩越しに乃木坂や生駒を見ていた

そんなファンの思い入れなど吹き飛ばしてしまうということ。



そんな中で生駒のこれからの扱いは乃木坂の運営の頭の痛いところ。。。



選抜に置き続けることが果たして彼女と乃木坂の未来にどう影響するか?



ただ生駒はなんとか活用して欲しいし排除して欲しくはない。

 

 

純化して原理化する乃木坂が多様性を受け入れる為に

生駒の異端としての価値はちゃんと存在すると思うから。



一方で今の乃木坂の路線はひとつの方向性であり

ブランドやイメージ戦略の成功例であることも事実である。



女性や若者からの支持や人気を非常に重要視して差別化している。

まあこれからの生駒に関してはグループ内よりメディアを中心に

乃木坂の広報として活用していく方向になると予測する。



最近の彼女のテレビでの露出と活躍はその傾向の表れだろう。



いずれにしろAKBから乃木坂に流れていくファンも

あまりAKB的価値観のままあそこに行くと違和感があるかも。



ちゃんと向こうの流儀だったり世界観だったりファンの嗜好がある訳で

そこに飛び込むのであれば最低限の理解は必要だろう。



そんな中でAKBのファンの流出の受け皿になりえる

魅力を有している坂道シリーズの存在がどうなっていくか?



今年クロスラインに到達するであろう両グループの動向に注目したい。



ファンを奪われていくばかりではなく自分達のグループに

留まらせるために今のAKBが出来ることが沢山ありそうだ。。。



それでは、また。



以上