こんにちは。
全然定期的にブログ書いてない、
書く書く詐欺の西山です。( ᐛ)ノヤァ
今回はオーディションを受けるまでに必要なレッスンについて。
チャレンジできる環境を整えることで
目標へのモチベーションも変わってくるものです。
今回は
特にグループレッスンと個人レッスンの使い分けや選び方、初心者~初級~中級について書いていきます。
目的に沿った選択ができていることは
上達のスピードにも影響してきます。
まずは前回のブログ以降、出演が決まって活躍している教え子たちのご紹介です。
(前回ブログからかなり日にち経ってるので前のも載せときます↓↓)
【ミュージカル ボディガード】
・M&Sキッズエンターテイメントクラスメンバー
・個人レッスンメンバー
野林万稔くん フレッチャー役 合格
【ミュージカル この世界の片隅に】
・M&Sキッズエンターテイメントクラスメンバー
・個人レッスンメンバー
増田梨沙ちゃん(子役)合格
小林さくらちゃん《M&Sキッズエンターテインメントクラスメンバー》
ダフィ役で出演の【ミュージカルアニー】も観劇してきました。
また、
立花莉愛ちゃん《個人レッスン生》が
劇団四季ミュージカル ライオンキング・ヤングナラ役
を卒業とのことで、最後に観劇してきました。
子役の合格者も多数輩出している《M&Sスタジオ 西葛西》では
毎週土曜日に『キッズエンターテイメントクラス』
を開講しています。
演技と歌の2レッスンを、一度に受けることができるコースです。
これまでに私が教えてきた『子役』たちの合格者のほとんどが、このコースの出身者になります。
さて、子役に限った話ではありませんが、
大人たちのレッスンでも聞かれることが多いのが
『グループレッスン』と『個人レッスン』
どちらを優先するべきなのか、
またはどちらかだけでいいのか、ということです。
結論から言いますと
『どちらかが不要ということはない』
とお答えしています。
こういう内容、
つまり【上手くなるためにはどうしたら、何をどんな環境で学ぶことを選んだらいいか】ということについて
ポジショントーク的にも色んな意見はありますが、
まずは
『効率よく上達したい』という方に勧めたい『順序』
を説明します。
あ、ちなみに今回は『歌』に関しての『上達』に限って書いています。
① 本当の初心者は個人レッスンからの方が実は安心&上達の効率は良い。
ただし、子ども(~小学生)の場合はグループレッスンから始める方が好ましい。
↓
↓
↓
② 全くの初心者ではない人や、初級~中級を自覚したら一度グループレッスンへ変えてみるのはかなり有効。足りないところを補う意味での個人レッスンを活用していくのはさらに良い。
子どもの場合は初心者グループレッスンから始めて、この位のレベルになってから個人レッスンと並行するか個人レッスンのみにしても良い。
↓
↓
↓
③ 中~上級者、又はプロを目指してオーディションを受験する予定があるのであれば定期的に個人レッスンへ。
特に毎年定期的にある舞台や劇団やテーマパークのオーディションは各対策に絞った個人レッスンは必要。
端的に言ってしまうと、
こんな感じです。
初心者の場合、歌のグループレッスンから選びがちなのですが
そもそもグループレッスンで学んだことを
消化してから自分のものにできているかを
『自分自身で確認すること』自体が、実は難易度高めです。
できる人もいますが、これができないために
グループレッスンでの学びを身につけ切れないまま、伸びない人も多くいます。
英語をならいに行って
発音合ってるかどうかを自分で判断できるなら
そもそも、もう少し上のレベルから始めますよね
みたいなことです
美味しいベトナム料理のバインセオを作ってみて
と言われて作ってみて、不味くはないような気がするけど
そもそもこれはバインセオであってるのかわからない
みたいなことです
80年代のドラえもんを書いて欲しいと言われたけど
令和のドラえもんとの違いがそもそもわからない
みたいなことです
ちょっとなにいってるかわからなくなってきました。
ヽ(´▽`)/
要するに
これで合っているのか、を確認できる過程がレッスン時間内に充分にあるかないか、というところです。
この『確認できる過程』をどれだけ繰り返せるかは
上達のスピードに大いに影響します。
グループレッスンではひとりひとりの確認の時間が毎回たっぷりある訳では無いため(人数いますから)
初心者ほど個人レッスンの方が、上達の効率は良いと言えます。
何ができていて何ができていないかを
『把握する』という『経験値』は
上達のために1番必要な能力です。
その点でも本当に0からの初心者の場合は
個人レッスンの方が的確にトレーニングを進められます。
逆に言えば
グループレッスンであっても
きちんと学んだことをできているか確認しながら
練習する習慣さえ身につければ
必ず、上達はします。
ちなみに
子どもの初心者の場合
グループレッスンから始めた方が好ましいのは
まずは何より、そのレッスン環境と時間で
『みんながやれているから自分もたぶんできる』
の『安心感』から始められるからです。
そもそも子どものうちは毎日の学校もあり、
行動の単位が『みんなで』という環境の方が
子どもたちは普段から慣れている、というのもあります。
何かを上手くなるためにはまず自信より、安心を身につけた方が良いです。
これはわたしがいつも意識していることです。
また、②についてですが
大人になればなるほど『みんなで』という
他人と一緒にやる環境は無くなっていきますので、
少し慣れてきた初級~中級レベルになったら
1度グループレッスンへ切り替えてみることも
かなりおすすめしています。
他の人もいる、という環境でレッスンする利点は
大きく3つあります。
『他人と自分を、自分で比べられる』
『他人をみて、自分の参考にできる』
『他人に、自分を見られる』
です。
『自分と他人を、自分で比べられない』または
『比べられたことがない』
オーディション・受験においては
これは結構不利です。
私の担当している大人のグループレッスンは現在
M&Sテーマパークダンサー・アクター&ミュージカルコース(代々木・西葛西)のヴォーカルクラスのみですが
約1年間のレッスンを通して
グループだからこその利点を生かすことを
常に意識したレッスン内容を組んでいます。
先に述べた通り、
グループレッスンは
自分で自分を比較する分析力をつけ
大勢に見られることや見ること聞くことによる
経験値を積めるメリットがありますが、
一人一人それぞれが抱える課題に沿ったアプローチは
グループレッスンでは補いきれない所がやはりあります。
ですので まとめますと
個人レッスンの効果的な使い方は3つ。
①全くの初心者用として
②初級~中級のグループレッスン者の補助的役割として
③オーディション受けるつもりの人は当然ながら
定期的に通いたまえ(大声)
そして審査に送る動画もちゃんと事前に選曲と準備から見てもらいたまえ〜( •̀ω•́ )
③については
そりゃそうだと思うかもしれませんが、
意外と自分の判断力を過信している人は多いです。
特に、選曲について。
長くなったのでまたこの点については
かけそうな時に書こうと思います。
先に言っときますけども、書く書く詐欺常習犯です。わたし。
ではまた*˙︶˙*)ノ"