お肉でファスティング?! | 土井あゆみの先取りブログ

土井あゆみの先取りブログ

style table吉祥寺パルコ店オ一ナ一、日本ヴィ一ガン協会理事、ヴィーガンスペシャルアドバイザー認定インストラクター、veggyサステナブルアンバサダーを務める土井あゆみです。
最近気になるテーマでブログを書いています。

こんにちは。

 

土井あゆみです。

 

毎日寒い日が続きますね。

 

春、夏に向けての身体づくりはバッチリですか?

 

仕事仲間と一緒に身体作りの一環でファスティングをやりました。私自身、定期的にファスティングをしているのもあり、肌の調子が良いなと感じます。色々な効果で体に良いとされているファスティング。

普段ヴィーガン食を好んでいる私ですが、最近注目されているファスティングでお肉でファスティングという面白い企画があったので気になり、書いてみようと思います。

 

  ファスティングとは

そもそもファスティングとは、一定の期間食べ物を断つ行為で多くは固形の食べ物を半日〜数日間摂取しないことを指します。

 

ファスティング=断食なのですが、私の友人は昔「本当に何も食べず水のみ!」というやり方をやったことがあるそうです。その時は鍼灸の針で食欲抑制のツボを押しながらとにかく何も食べ物を摂らないという過酷なやり方でやはり脱力感だったりフラフラがあり大変だったそうです。

それで効果が出る方もいたそうですが、やはり普段仕事をしている方などは過酷だなと感じます。
断食というと何も食べないイメージがある方もいるかと思いますが、今主流のファスティングは何も食べないわけではない為、ハードルは高くないかと思います。

 

・ファスティングの起源

いつから始まったのかというと、紀元前から行われていたとされていて、そのルーツは宗教における修行の一環、儀式としてあったと言われています。

例えば、イスラム教徒の方々はイスラム暦の9月(ラマダン)の1ヶ月間、日の出前から日没まで飲食をせず、善行や宗教的実践に励むことが義務とされているそうです。

毎月行っているようなイメージでしたので1年に1ヶ月間という期間には驚きました。

 

・ファスティングが注目されている理由

ファスティングが注目されている理由とはどういったところでしょうか。

そちらを調べると、2021年12月に10〜50代の女性を対象に、渋谷でファスティングに関する調査を実施した企業によるデータでは、ファスティングを知っている人が9割以上、興味があると答えた人も9割以上との回答だったそうです。

近年では健康促進、ダイエット、エイジングケア、美容などの目的で行われるファスティングが注目されているからか、幅広い年齢層で身近なものとして知られてきているのもあるようです。美しくいたい、健康でいたいという方がより増えているようです。

さらに、2022年2月に追加調査を行ったところによると、コロナ禍でファスティングを始めたという男性が多かったそうです。

 

テレビ番組でも「コロナ禍で関心高まる“断食”!専用施設やホテルプラン続々」と放映されるなどファスティングへの関心の高さが伺えるほどになっているようです。

 

自分で自宅でファスティングをするよりも専用の施設に行って実践する方ができる気がするという方が多いそうで、そういった要望に応えている施設が増えているのも原因となっているようです。お寺の断食道場、ファスティングホテルなどなど。

このストレス社会で心が乱れてしまうことがあるからこそリラックスや体の休息を含めた健康や美容を求めている方が多いのかもしれません。

 

・ファスティングの効果

ファスティングすることによって得られる効果はどのようなものがあるのでしょうか。

 

◎デトックス効果があり老廃物や毒素を排出する働きが強まり、腸内環境が整う

ファスティング中、消化吸収に使われていたエネルギーは体の修復や疲労回復などに回されると考えられています。その一環として、体内に滞っていた便や不要なものを排出する働きが活発になり、腸内環境が整うと考えられています。また、絶食などによる栄養飢餓状態で起きるオートファジー(タンパク質を分解する仕組み)には、栄養源のリサイクルや細胞内で過剰なもの、有害なものを分解する機能を持っていると言われています。オートファジーという言葉は数年前から耳にしていますが、16時間断食というもので聞いたのがきっかけです。これもファスティングの1つですね。

 

◎新陳代謝が活発になり、お肌にうれしい影響がある

「肌が綺麗ですね」と言っていただく機会が多いのは嬉しいことですが、ファスティングしている事も原因の1つかと思います。友人も肌の透明感が増したという体感がある方もいたり、出来かけのニキビが一瞬で無くなったという話も聞いています。これは興味深いところですね。

 

◎味覚がリセットされ、薄味でも満足するなど食の好みが変わる

これは友人が体感していました。薄味でも美味しく感じるようになるのは健康的で良いことですね。

 

◎消化にエネルギーを使わなくて済むため体をしっかり休められ、質の良い睡眠で朝スッキリ

睡眠の質が良くなった体感として目覚ましが鳴る前に目が覚めるということがありました。それだけ体力が回復していたり休められている証拠かもしれません。

 

◎集中力アップ

食事を摂ると消化活動に多くの血液を要するため、脳を働かせる血液が不足してぼうっとしてしまいますがファスティング中はその必要がなくなるため脳に必要な血液が十分行き渡るため頭がクリアになり集中力がアップする効果が期待できる。

 

◎ダイエット、むくみ解消

ファスティングをする時に準備食、回復食を含め体への負担が少ない食べ物や健康的な物を摂るようになるので結果的に痩せたり、腸にこびりついた宿便が排出されたりするためダイエット効果があります。また、体内に溜まった余分な水分が排出されやすくなるためむくみの解消にもなります。足がスッキリした体感があります。

 

上記のように、ファスティングで得られる効果は様々であり人それぞれ感じるものも違ってくるようです。食事を摂ることは大切ですが、毎日消化活動をしている臓器をたまには休ませて上げることがより快調な体を生み出すと感じました。


 

ファスティングする時の注意点 

ファスティングする時に注意すべき点を紹介します。

 

体調に不安がある場合な無理をしないことが大切となります。女性の場合、生理中は冷えや体力不足になりがち(貧血症状も出やすい)なので生理になったらストップ。心身ともに余裕がある時に行うことが大切です。

 

・BMIの数値の注意点

BMIとは人の肥満度を表す体格指数のことで、体重kg÷(身長m)2(2乗)で計算できます。

この数値が18.5以下の方は体脂肪率減少により危険性が見られる場合があります。

 

・準備食と回復食の必要性

準備食とは、ファスティングを始める前に数日間の準備期間が必要になります。徐々に体を慣らしていくためにも大切な期間です。ファスティング期間の辛さを軽減するためにも準備期間を設定したほうがスムーズに行うことが出来ます。この期間はなるべく胃腸に負担が少ないものを食べるようにすること、できれば1週間前から和食中心に過ごすとよいとされています。

 

前日の夜はスープ、野菜にする、スープは糖質の少ない味噌汁などが良いとファスティング経験豊富な方からアドバイスしてもらいました。

また、準備食NGフードというものがあり、次のものがあたります。

 

①白砂糖

②食品添加物

③動物性タンパク質(肉、魚)

④高GI(グリセミックインデックス)食品

⑤過酸化脂質・トランス脂肪酸

⑥生の種

加工食品などは特に注意ですね。

 

「ちょっとくらいなら」、「準備期間なんてなくても」というちょっとした気持ちで満足行く結果が出せない方が多くいるというくらい重要な期間になるようです。

 

回復食とは、ファスティング明けの吸収率は通常の5倍とのこと。爆食いするのはNGで、具のない味噌汁やスープがおすすめです。そして知っている方は知っている「スッキリ大根」と呼ばれる回復食がおすすめになります。ここでは詳しくは書きませんが腸の宿便が出るというぜひやっていただきたいものです。レシピ通りにやるとより効果を感じられます。

 

 

 

これらを踏まえてファスティングを行ってみて体感できたらと思います。

 

  お肉でファスティング♪

本体ファスティングにおいてお肉は無縁であるはずですが、なぜタイトルにある「お肉でファスティング」とあるのか書いていきたいと思います。

 

お肉を食べるファスティング「肉ファス」

一瞬「肉フェス」のように見えますが、肉ファスというものがあるそうです。

肉ファスは2021年1月にスタートし大好評をいただいている「食べるファスティング」プログラムの限定企画です。

2023年2月1日にスタートし、ヴィーガン対応の代替え肉ブランドとのコラボです。

肉ファスでは植物性タンパク質を多く摂る食生活がどのように健康に寄与するのかを調査する実証実験も行っているとのこと。

 

・株式会社MEETSHOP、earthmeat LIKE CHICKEN!?とは

株式会社MEETSHOP    

肉ファスを始めた会社で、自社事業を成功させた豊富な経験とノウハウをもとに事業開発や企画立案をさまざまな企業に提供している会社だそうです。

自社運営の体質改善専門店「サンナナサロン」は顧客リピート率90%以上を維持、日本全国から体質改善サービスを求めてくる方が多いとか。37温活基本コースというものがあり、自律神経の乱れを整えながら、「頭蓋骨矯正」マッサージを行うものだとか。

 

日本初の「通販で買える」体質改善プログラムのオアディスワンというものも提供されています。

また、企業との実証実験やプロジェクト開発のストーリーを情報発信するメディア「オレンジさん」を運営していてとのこと。詳しくはこちら。

 

 

 

 

earthmeat LIKE CHICKEN!?:ヴィーガン対応大豆ミートのブランド

一言でいうと、まるで鶏肉のような大豆ミートという事です。

 

大豆ミートとは思えない食べごたえのある繊維感、ジューシーで美味しく満足感がある画期的な大豆ミートなんだそうです。お肉と同じように多彩に調理ができ、料理のレパートリーが広がるサスティナブルな新しいお肉。高タンパク、コレステロールフリー、グルテンフリーなど嬉しい内容となっています。

ライクチキンはヴィーガン対応の業務用ブランドearthmeatの一般消費者向けブランドとして2021年10月に誕生したそうです。

 

プラントベースミートという植物由来の代替え肉=プラント(植物)ベース(由来の)ミート(代替え肉)の概念や、サスティナブルな食生活の実現の方法を一般のお客様に対してより身近に感じていただくことを目指しているそうです。

 

 

 

 

 

MEETSHOP代表取締役 前田晴代からのメッセージ

 

私たちは体質改善専門店の自社店舗「サンナナサロン」とオンライン体質改善のブランド「オアディスワン」を通じてたくさんのお客様と体質改善をご一緒してきました。大手企業さまにも体質改善プログラムをご提供していますので、その参加者を合わせると実にたくさんの方々の体質改善にお付き合いしたことになります。

 

そのように皆さんの体質改善にお付き合いするなかで「タンパク質をたくさん食べられない」という悩みが意外にも多いことに気がつきました。

 

特に女性は慢性的にタンパク質不足であることが多いです。体質改善に必要不可欠な重要な栄養素であるタンパク質を食事からしっかり摂ることが苦手な女性が実はとても多いのです。

 

ライクチキンはヴィーガン対応ですので添加物などのケアは万全ですし、カラダに負担の少ない植物性タンパク質を効率的に摂取することができます。世界的に問題になっている持続可能な食生活を考えるきっかけにもなります。

 

「お肉を食べるファスティング」「#肉ファス」を通して参加者の皆さんがどのような体質改善を実現されるのか?今から結果が楽しみです。

ファスティングではお肉は食べないというのがありますが、ファスティング中は固形物になるためこれなら準備食、回復食あたりには良いかと思います。

 

・肉ファスを通して考える環境問題

植物性のお肉なら、動物性のお肉と比べて水資源ベースで約4.1倍、穀物資源ベースで約7.3倍も効率がよく、より少ない資源でより多くの人がタンパク質を摂取できるそうです。さらに、日本のみんなが週1回お肉を植物性に置き換えるだけで、年間で自動車約36万台分に匹敵する温室効果ガス削減効果が見込まれるとのこと

SDGsとして世界で環境問題に取り組んでいる今だからこそとても大切な取り組みの1つだと感じました。

 

 

  まとめ

ファスティングからお肉でファスティングというものまで幅広いものであり、今流行っている理由がわかった気がします。

自分の体質改善に繋がるだけでなく、お肉=植物性タンパク質を使用することにより環境問題にも繋がっていることを知りました。

みなさんもこの記事を通して少しでも健康や環境問題を意識してくださるきっかけになると嬉しいです。