眠れない夜にふと空を見上げてみたら
そこには何も無くて 寂しくなったんだ
月も星も今は雲の向こう側
そこには重たい雲 ただそれだけで
寂しさの意味なんて本当は何も無い
何も無いんだ

だけどやっぱり やっぱり
ぽっかり空いた心の隙間
無視なんて出来なくて 出来なくて
隙間に寂しさ詰め込んでは
寂しいと思い込もうとしていたのかな


伝えたいこと上手く伝えられなくて
いつも空回り 寂しくなってしまうんだ
大した言葉見つけられなくて
そこには重たい無音 ただそれだけで
僕にできることなんて何も無い
何も無いんだ

だけどやっぱり やっぱり
ぽっかり空いた君との隙間
何とかして埋めたくて 埋めたくて
なんにもできない僕だけど
言葉掬うように 心の内掻き回すよ


夜の空 雲の波
奥に広がる言葉の海
掬うように手 伸ばしては泳ぐんだ