昨今、AI(人工知能)の技術革新と普及によって、効率化がどんどん進んでいます。
便利になる反面、人間の仕事が少なくなるともいわれています。
シンギュラリティという言葉もよく耳にするようになりました。
シンギュラリティとは
「技術的特異点」のことで、
AIが人間の知能を超える転換点をいいます。
シンギュラリティをテーマにしている映画も数多くあると思います。
そんな中、私は「人間の良さ」ってなんだろうなと考えることも多くなりました。
先日、買い物のためデパートの駐車場に車をとめました。
買い物をすると3時間まで無料の駐車場でした。
買い物が終わり車を出そうとしたとき、
時間は3時間を1分ほど超えてしまいました。
「あ~超過料金かかってしまうな…」
と残念に思いながら出口で清算をしようとしたところ、
係りの方が「超過料金は大丈夫ですよ~」と言ってくれました。
私は「ありがとうございます!」と
嬉しい気持ちで買い物を終えることができました。
これがもし自動精算機だったら、こうはいきませんよね。
人だから臨機応変に対応してくれるのです。
しかも、そこには人と人の会話が生まれ
嬉しいという感情と笑顔が生まれます。
私が小さいころ、住んでいた田舎の駅では、
電車に乗り遅れそうになって走っていくと、
駅員さんが少しの間ドアを開けて待っていてくれることがありました。
これからの時代は
そういったことがなくなってしまうのかな
と思うと、とても寂しく感じます。
人間の良さって
コミュニケーションを取ることができ
思いやる気持ちや温かさを持っているところ
なんではないでしょうか。
いくらAIが発達しても、
人間の良さはなくならない世界であってほしいと願わずにはいられません。