最近、気づいたことがあります。
それは、夕食をつくり食べているときに
家族に言われる言葉です。
「おいしい~」
「おいしかった!」
と言ってもらえることがすごく多くなったんです。
それは食事を作るのが上達したとか
味付けが上手くなったということではありません。
私の料理に変化はないのにです。
変化したことといえば私の料理をつくるときの気持ちです。
うちは2世帯住宅で、私の父と母も一緒に食事をとります。
以前は私が料理をしているときに
母が座ってのんびりしているのを見ると
「少しは手伝ってよー」とイライラしていました。
イライラしながら料理をしていたとき
食事中に言われる言葉は
「味が濃い」
「これは好きじゃない…」
「違う味付けがよかった…」
などと否定的な言葉ばかりでした。
その言葉に対して
「じゃあ、自分でつくってよ!!」
と私はまたイライラします。
負のループです。
私が「今」を大切にするようになり
いつも自分の今の感情をみるようになってから
自分に変化が出てきたんです。
自分の感情には忠実に従うので、
そのときの自分が食べたいものをつくるようになりました。
自分の食べたい味付けにしました。
レシピを見るときも
私が「おいしそう!」と思ったものしかつくりません。
自分が「食べたい!」「おいしそう!」と思っているので、
おいしいものが出来上がります。
私の料理をするときの気持ちが変わったことで
家族からの言葉が「おいしい~!!」に変わったんです。
「おいしい~!」を聞くと、嬉しくなり、
また喜んでもらおうと、気合を入れて料理をするようになったんです。
そうなるとプラスの循環です。
自分の気持ちを優先しているようで
結果、家族が喜んでくれるということになるんですね。
今の気持ちを丁寧に観察することが
人生を楽にさせ、幸せにつながるということです。