今日は祝日。
クリニックはお休みなので注射来院は時間指定あり。
8:45〜9:00まで。
夫がびっくりドンキーにモーニング行こうと誘ってくれたので、注射前にびくドンで朝ごはん堪能!
(私はチーズトースト+サラダ追加の一択。これで600円は安い…。コーヒーもめちゃくちゃ美味しいのにおかわり自由最高!…なのですが、妊娠してからは味噌汁に変更。デカフェ系がないのですよ。びくドンさん、よろしければご検討よろしくお願い申し上げます🙏)
モーニングを楽しんでいざ🆑へ!
クリニック前で降ろしてもらいビル内に入ったところで…
どぅぅぅぅるんっっっっ
…と、お股から何か出ました。
え、
ぜっっっっっったいに血液なんですけど。
1年半前の流産したときとすごく似てる…。
嫌な予感する…。
破水だったらどうしよう…。
クリニックのあるフロアに到着してやや早歩きでトイレに駆け込む。
パンツは真っ赤
ボタボタボタっっっと床に血液が流れました。
とりあえず便座に座ってお股を拭いた。
立ち上がって便器内を見ると
6cmくらいの赤いかたまりが見えた。
え!え!え!どうしよ!
用は足してないけど手突っ込むのちょっと…
いや、でももしこれがトラジロウだったら…
とにかくクリニックに行って看護師呼んで見てもらおうか…
考えてるうちに自動洗浄で流れてしまいました。
え、どうしよう。
トラジロウ流れちゃった…
とにかく🆑に行こう…
今日祝日だけど奇跡的にエコー見てくれないかな…
そんな淡い期待をして🆑受付で出血した旨を伝えました。
…が、祝日の休診なので当たり前ですが、明日診察の予約とりましょうか?とのことでした。
うーん…
排出した大きな塊が気になるし、そもそも絨毛膜下血腫も言われていない…。
BT13くらいからエブリデイ続いている出血はおそらく子宮からとは言われたけど…まさかこの出血は胎嚢が流れて始めてる…?
このまま進行流産になるの!?
本当なら11/27(月)に紹介状を持って大学病院受診の予定でしたが、大学病院に症状を伝えて救急外来対応可能か電話してみました。
受け入れ可能!!ありがたい!!
幸いにも夫がビルの近くで車で待ってくれているし、高速乗り場もすぐにある!
でも入院になるかな…一回帰るべきか…でもこんな状況で荷物まとめるの怖いし一刻も早く診てもらいたい…
よし、荷物は後だ!どうにかなる!!←夫よごめん。
注射の順番が呼ばれ、🆑看護師さんに症状とこの後大学病院に受診に行く旨を伝えました。
夫にはLINEで状況を説明していたのでビル入り口前に車を寄せてくれていました。
歩いてる間にもどぅるんどぅるんと排出されているのを感じました。
すぐに高速に乗りいざ大学病院へ。
一年半前の流産と全く状況が同じで不安がよぎります。
あの時も夫とマンション内見で外出していて、内見中に破水。
大学病院へ電話して夫の運転で病院にむかいました。
高速道路走行中にぎゅーっぎゅーっとしぼれる下腹部痛があってその度に出血しているのを感じていた。
今回も高速からの景色を見ながらどうにか子宮収縮しないように腹圧がかからないように意識しながら手すりをぎゅっっっと握りしめていました。
大学病院到着。
歩き始めるとどぅぅぅるんとまた何かが出たのを感じました。
あー、もうこれ以上歩きたくないな。
歩いたらトラジロウ出てきちゃうかもじゃん!!
車椅子乗せてくれーーーーーーー
院内に入り受付をしてトイレに駆け込みました。
🆑トイレに20cm程度のナプキンが常備されているのでそれを頂いて2個付けしたのですが、
とんでもねーぼっしゃり具合。
そしてボタボタボタボタ血が垂れる。
股を拭くとやや大きめの塊が数個。
トラジロウじゃないか!?とペーパーで擦って確認する。
ほっ、よかった。塊すべて砕けた。
トラジロウじゃなかった。
だけど、
こんなに出血すごすぎてどーなっちゃうのよ。
これ、もう胎嚢でかかっちゃってんの??
どちらにしてもトラジロウは厳しいんじゃねーのか…
便器と床の掃除をしたら中々時間がかかってしまい、待合に戻ると事務さんと夫が一緒に待っていた。
今日は祝日だから病棟で診ると。
わー、また産科病棟に行くのかー。嫌な思い出が蘇るよー…
子宮仮性動脈瘤のときも祝日だったから産科病棟で診察したな…。
病棟に到着して夫は面談室で待機。
その面談室はトラちゃん(16wで流産した子)がお家に帰る準備をした部屋だった。
夫をこの部屋に1人残して大丈夫だろうか…。
私は私で産科病棟内を案内され、トラちゃんを産み落とした後に処置をした部屋の前を歩いた。
すでに泣きそうになってた。
まるで実験台のような工場のような流れ作業の流産処置を思い出した。
今日主治医はいない日。(前に木曜はいないって言ってた。)きっと教授もいない。
今日の担当はお初の医者だ。
また傷つけられたら恐い。夫も一緒にいて欲しい。
せめて助産師さんは顔馴染みの方だったらと期待したけど、これまたお初の方だった。
でも、
そんな心配をした己をぶん殴りたいくらい秋先生と助産師さんはとても丁寧に対応してくださった。
秋先生は診察する前にこの状況は結構厳しいかもよと丁寧に丁寧に説明してくれた。
でもその説明の仕方にちっとも恐怖を感じなかった。淡々と状況を受け入れることができた。
この丁寧な前置きのおかげで冷静にエコーの状態の話が聞けたと思う。ありがたかった。
秋先生
まずどれくらい出血しているか診るね。
…うーん。けっこう出てるね。
今後もまだ出続けると思う。
この状況だと子宮内からの出血だね。
じゃあ次エコーね。
私
(え、胎嚢真っ黒………?)
エコーに映し出された胎嚢内が真っ黒に見えました。
秋先生
赤ちゃんは今のところ問題ないね。心拍もしっかりしてる。
私
ほっ……
(トラジロウ!!いてくれた!!
だけど…トラちゃん流産のときもトラちゃんは元気だったのよ…)
秋先生
赤ちゃんの大きさは23mmだから週数相当だね。
私
(エコーで見ると、胎嚢小さい…。トラジロウ狭そうだ…。苦しいのかな。胎嚢小さく見えるってことはやっぱりこの出血は胎嚢がでてきちゃってるのかな…)
秋先生
子宮入り口近くに血腫が溜まってる。
あと、円錐切除してるよね?だいぶ頸管が短い。
子宮縛る処置とか何らかの処置はしてあげたほうがいいと思う。
それにはまずこの出血がおさまらないとだけどね。
私
(ん?)
今後の経過を話している…。
え、それってまだ諦めなくていいってこと…?
私
先生、この出血は胎嚢からではないんですか?
秋先生
胎嚢からじゃないよ。
胎盤が作られる過程で血管が破綻して出血している状態。
でもこの出血を止める治療はないんだ。
バイアスピリンは不育専門医からすれば、途中で辞めるなら最初から投与するなって言われてるんだ。
アスピリンを止めたからと言って状況がよくなる訳ではないし、不育の面からすれば投与し続けなければいけないものなんだ。
止血剤投与って方法もあるけど、これは本当気休め。
意味があるかと言われればないかもしれない。
このまま帰宅させるにはまあまあの出血量だから管理入院させたいところだけど、入院したからと言って流産しないわけではない。
これはもう患者さん側の意向だね。
家遠いの?
私
最寄りが◯◯駅です。
秋先生
遠っ!!
それは確かに入院準備大変だねー…
だからと言って準備するのに一旦帰りますも厳しいなあー…
多分、大体の妊婦が即入院の決断するんだろう。
秋先生、何でこいつ入院しないんだ??って思って住所聞いた気がするw
私
正直すごく悩んでいます。
今、不妊クリニックで毎日プロゲステロン筋注をしに行ってて。3日前に中止しようかって言われたけど不安だから続けてほしいとお願いして1w延びました。
その後どうするか11/27にお松先生(教授)に確認する予定でした。
入院するとプロゲステロン筋注ができないことに不安を感じてます。
秋先生
あー、なるほどねー。
私
本来なら11/25(土)に卒業して紹介状をもらう予定でした。
明日クリニックに今日の診察内容を連絡する予定なので、何ならそのまま診察して紹介状もらってきます。
秋先生
そうだね。確かに紹介状は早く欲しい…!
じゃあ、明日朝イチで不妊クリニック受診して紹介状もらってその足で大学病院来て?
明日の状態にもよるけど、もう管理入院になるつもりで来て!
これでどうだろう??
私
はい!それでお願いします!
秋先生
じゃあ明日、不妊🆑の診察終わったらこちらの外来に電話入れてね。
今晩、腹痛辛かったり不安なことあれば僕が夜当番だからいつでも電話してきて。
その時は入院準備もしてきてね。
ただ、今の状況はどっちに転ぶか(妊娠継続できるか流産になるか)分からないような厳しいものというのは理解しておいてね。
私
わかりました!
ありがとうございます!涙
途中、トラジロウと胎嚢の無事が確認できたとき、涙がつーっと流れました。
助産師さん、スッと動いてティッシュを手渡してくれて私の足元をボディータッチして安心させようとしてくれました。
秋先生も私が泣いてるのを見て即「大丈夫?心配になっちゃうよね。分からないことある?」とお気遣いの言葉を掛けてくれました。
秋先生と助産師さんのおかげで、もうこの場所に私の苦しいトラウマはないと感じさせてくれました。
面談室で待っている夫を迎えに行き、病院を後にしました。
下道だと1時間半。
だけどやっぱりこの大学病院にお世話になりたいと思いました。
絶対にトラジロウを取り上げてもらう。
少し休んでから入院準備始めたいと思います🏃♀️