クラウス・マケラ指揮 パリ管弦楽団 ピアノ:アリス=紗良・オット | かきぴーのブログ

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先週金曜日10/21、『クラウス・マケラ指揮 パリ管弦楽団 ピアノ:アリス=紗良・オット』のため岡山シンフォニーホールへ。

 

 

 

シュッとしたハンサムと聞いてたマケラさん。3階席だったのでお顔は良く見えなかったど、出て来たとたんに「足長っ!」そして「細っ!」。細くて長い足に漫画みたいなスタイルだなぁと目が釘付け。

そんなマケラさんは長い手足を駆使し、時にはワルツを踊っているかのように体をスイングさせたりしながらの指揮されてた。

 

マケラさんのビジュアルに目がいくばかりしたけど、演奏ももちろん良くって「ああ、いいなぁ。チケット高かったけど来て良かったなぁ」と聴き入った。

私は3階のB席だったけど、全く問題なし。

 

アリスさんとの協奏曲では、アリスさんが弾き始めたとたんに気持ちを持って行かれたビックリマークラヴェルのピアノ協奏曲って出だしインパクトがあるよね!きゃ~、やっぱり来て良かったー爆  笑 最高ーチュー 

聴き応えある演奏もさることながら、私にとってはパリからやってきたってだけでオシャレな感じで、そんなオシャレな楽団に漫画のようなビジュアルの指揮者に、真っ赤な衣装が映える美しいアリスさんという、見た目的にもめちゃくちゃ堪能。

アリスさんは頻繁にオケの方に顔を向けて、コンタクトを取りながら演奏されてたように見えた。

ピアノとオケが溶け合ってたよね。

 

協奏曲を弾き終えたあと、アリスさんは何度も引っ込んでは出て来て拍手に応えてたけど、ピョンピョン飛び跳ねるように小走りな感じで、まるで小鹿のようだと思った。お元気な姿を見られて嬉しい照れ

アンコールも弾いて下さったけど、曲目分からず。

 

後半の火の鳥も圧巻でございました。

このバレエを見た事がないので、私的にはとちょっと不思議な音楽で「?」な曲なんだけど、音がいいから聴ける。

 

アンコールにはシベリウス『悲しきワルツ』。

この曲好き~。

印象的だったのが、演奏が終わった後パラパラっと拍手が起こったけど、マケラさんの後ろ姿にそれ以上の拍手を起こさせないオーラがあったよね。それ以上拍手は起こらず、皆シーーーーーン。。。どれくらいあったかなぁ、1分?2分?ちょっと時間感覚が無いけど、とにかく長い事「シーーン」があって、マケラさんが手を下ろしてからも「シーーーン」で(多分皆拍手していいものかどうかと思ってたんじゃなかろうか)、マケラさんがおもむろに動いてから静かに拍手が起こった。

 

そして会場が明るくなっても拍手が止まずに、マケラさんが一般参賀。

休憩20分挟んで一般参賀後には21時30分頃だったんじゃないかなぁ。遠くから来られてた方は電車大丈夫だったかな。

 

残念だったのはお客の入りが、、、やっぱり高いからだよね、割と空席があった。上手の1階サイドと2階バルコニーなんて、私の席から見えた限りだけど4人しか座ってなかったよ。。。下手側はもうちょっと埋まってたけど。1階も上手ブロックも下手ブロックも、前から7列目や8列目が1列ズラッと空いてたり、2人しか座ってない列があったり。

でもそれに負けないで、今後もこのホールにどしどしこのようなオケを呼んでね~。

 

お客もきっとこういうオケに飢えてるんじないかなぁ。声を出さないでのアナウンスもむなしく「ブラボウッ」が飛んでたもんね。

 

ところでこの会場でブロ友さんとお会いし少しお話が出来たんだけど、なんと彼女は県外からお来し下さったのに、わざわざ土産を持って来て下さった。重いのに、ほんとにありがとうございましたm(__)m 美味しく頂きます照れ