新作“純”狂言集 マリコウジ 京都公演 | かきぴーのブログ

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おととい、『新作“純”狂言集 マリコウジ 京都公演』のため、京都の大江能楽堂へ。

 

 

 

休憩15分含め、約90分の公演。

 

笑わせてもらったーゲラゲラ

というか狂言に慣れ親しんでいる方なのか、どの会場でもちょっと私が引くくらい笑う方がちらほらいるんだよね。「えっ、ここでそんなに笑う!?」みたいな。でもちっとも嫌な感じじゃないのよ。なんか狂言が生活の一部になってるみたいな、テレビでドリフを観て笑う感覚というか、そんな感じでいいなと思う。

 

茂山童司さん(茂山千之丞さん、狂言を書かれる時は本名でされてる)は、100年後にも残る狂言として新作を書かれている。今やってる昔の物だって当時は新作だったんだから、今書いた新作が100年後には古典になって、そして伝統芸能が続いていくって風にね。今、大蔵流の狂言は約180の曲があると言われているので、なかなか出番が回ってこないかもだけど、今回の新作も是非又いつかやって欲しい。

大人から子供まで、素直に笑える内容だったし。

こういう文化が生活に根付いている京都って、やっぱりいいなぁ。

 

ちなみにこの大江能楽堂は靴を脱いで上がる方式。畳席があるので、椅子が必要な方はチケットを取る時に事前に電話した方がいいみたい。