国宝指定の石仏


キ石仏第一群の5体の像。中央は釈迦如来坐像

城下町から車で15分ほど内陸に入った深田の里には、自然の崖に仏像を彫った磨崖仏が多数存在する。岩に刻まれた仏は1000年以上もの間、里の民を見守ってきた。本格的な調査研究が行われた明治の末以降、その美しさと規模の大きさから日本最高のものと認められ、現在、61体の石仏はすべて国宝に指定されている。

臼杵石仏は、いつ誰がつくったのかは謎のままで、伝説もいくつもある。そのひとつ、真名野長者伝説は、黄金鉱石を求めて日本に渡来した百済人の子、真名野長者(炭焼古五郎)とその妻の物語だ。二人は娘の死を深く嘆く中、中国の僧侶の影響で仏教を信仰するように。僧侶は夫妻の願いを聞き、中国の建築僧や彫刻僧を呼び寄せて永久に残る仏=磨崖仏を刻む。石仏群の近くには、伝説に由来する井戸や夫妻の像が残されている。石仏観光センター2代目の宇佐美昇さん(臼杵焼の宇佐美裕之さんの父)は、著書『石仏は何を語るか』の中でこう記す。「釈迦の教えは遠い過去から未来にかけて精進せよと説く。人間は、童子、青年、壮年、老年時代へと休まず進んでいる。石仏群は人間の一生を理解させる絵文字であり、古園→山王山→ホキ(第一群)→ホキ(第二群)へ参拝するのがよい」。現在の一般的な順路とは逆回りとなるが、人の一生という時間を思いながら石仏に向き合えば、より多くの気づきがあるかもしれない。






御朱印は会ったのですが大日如像をアニメ化した感じでしたのでもらってません


御朱印神社仏閣に

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