ここのところ、日々の生活が昭和に近づいています。

数年前から、掃除用の洗剤をやめて、重曹とクエン酸に切り替え。
毎日習慣的に飲むお白湯を沸かすのは、南部鉄器の鉄瓶。
少し前から、フライパンを鉄製のものにして、テフロン加工はやめました。

そして最近、いよいよ大館曲げわっぱのお弁当箱を迎え入れ、
手入れの仕方を職人さんに聞いてみたら、中性洗剤は使用不可で、
亀の子たわしでしっかり汚れを落とすようにと言われたので、
クレンザーとたわしを言いつけ通り買ったのですが、
クレンザーって、実はとても便利なものなのでは?と思っているところです。

そうそう、シャンプーも固形石鹸にしました。
友人にもらった、オーストラリア土産の石鹸が全身に使えると聞いて、
試しにシャンプー代わりに使ってみたら、すごく良くて!
今はもう使い終わってしまったので、代わりになるものを探したところ、
納得出来るものが見つかったので、いっそ洗顔料もやめて、
石鹸ひとつにしてしまいました。

やはり、昔からのものは、理由があって長く使われているのだなと、
感じることがしばしば。
アナログ生活にはなりますが、結局それが一番、
環境にも身体にもいいのかなぁと思っています。

そんな私が、最近楽しんで読んでいる本。

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食べ物から身体を整えたいなと、アーユルヴェーダや漢方などを
調べてみたけれど、案外と日常生活に出てこない食材も、結構あるんですよね。

ギーを作ってみたけど、結局使いこなせなかったし、スパイスや香草もそう。

この本を読んだら、和食ってとても考えられて作ってあるものなのだと分かり、
目からウロコでした。
結局のところ、普段の食生活が『薬膳』なのだなと、実感したところです。

季節のものを意識して食べれば、それが一番身体にいい。

便利な暮らしもいいけれど、不便だからこそ楽しいこともある。
これからも、少しずつ無駄を省いた昭和な暮らしを、
マイペースに続けていこうと思います。


Ayu