卒業した高校が、統合により今年度でなくなります。

正確には、普通科は残るのだけれど、市内にある
普通科以外の学校がひとつにまとまるため、
私の卒業した商業科は、なくなることになりました。

専門学校も、卒業して数年経ったら、デザイン系の学校に変わり、
なくなってしまいました。

少子化とか、いろいろと事情があるのでしょうが、
母校がなくなってしまうというのは、何とも言えない淋しさです。

同じく統合でなくなってしまう、友達の旦那さまの学校では、
(そこは、元々工業高校なので、学校自体がなくなります)
今日クラス会が開かれ、お世話になった先生を呼んで、
文字通り“最後の授業”をしてもらったそうです。

高校時代は、思春期特有のゴタゴタに振り回されたりして、
生き抜くのが大変だと思っていたなぁ。
でも、社会に出たらそんなのは悩みのうちに入らなかった(^_^;)

私の地元は小さな町なので、小中学校がひとつしかありませんでした。
だから、同級生とは9年間一緒。
そんな小さなコミュニティの中にいたので、
高校で市内の子たちが集結する中に放り込まれたら、
自分の居場所を確保するのがやっと。
個性とか、考える余裕もなかった(苦笑)。

あの頃出会った仲間たちは、今も大切な友人たちです。
それが、高校時代に得た、一番の財産。

あぁ、懐かしいなぁ。
高校時代を振り返ると、胸の奥がぎゅっとなります。
今では、随分と遠くに来た気がして。

卒業シーズンを迎え、私は何からも卒業する訳ではないけれど、
何となくしんみりしますね~(^_^;)

関西は、もう少しで桜が咲きそう。
春本番まで、あと少しです。