毎週、土曜にまとめて録画をして、土曜の夜か日曜に、
のんびりとあまちゃんを観るのが定番になっていました。

いよいよ終わってしまったのね~・・・。

私は、大笑いしつつも毎回のように泣かされてました。
そういうシーンじゃないのに、気づけばいつもボロボロ。

最初は、震災のことを思い出すからかなぁと思っていたのですが、
最終回まで観て、何となく理由が分かった気がする。

多分、単なるホームシックだ(笑)。

うちの地元の方言にとても似ているし、地元の女の人たちも、あんな感じ。
山間部だから海女さんはいないけど、近所のおばちゃんたちを見ている気になる。

何だかとっても懐かしいのね。

で、“地元に帰ろう”とか言われてしまうと、
“けりで~よ~!!(帰りたいよ~)”となるんだな。

こっちの暮らしも満足しているし、楽しいことがたくさんあるけれど、
時々東北が恋しくなるよね。

そういう里心を、あまちゃんに刺激されまくっていた気がする。
震災後の、落ち込んでいるところから這い上がっていく様子は、
まさに自分が経験したことと重なる部分もあり、
自分が見てきた出来事を、思い出すことが出来た。

当たり前のことが、当たり前でなくなった日。
自分のことよりも、相手のことを思いやれたこと。

あの時の気持ちが、時間と共に薄れていくのは、
何だかとても淋しい。
たくさんの気付きをもらったのにね。

また明日から頑張ろう。
もっと強く、もっと優しく。



Ayu