今日で、京都へ来てちょうど1年になりました。

私の仕事が辞められなかった関係で、1ヶ月ほど別居婚状態だったので、
入籍日よりも印象深かったと言うか・・・。

こちらへ来る前は、やはり京都はとても遠いと感じていて、
宮城の仲間たちとの友人関係は?!家族との距離感は?!などと、
淋しさや不安ばかりが大きかったのですが、こっちへ来てみたら、
みんなが笑うほど頻繁に帰省してるし、メールやらFacebookやら、
逆にこれまでなかなか連絡の出来なかった人たちとも繋がったりして、
やはり何事も進んでみなければ分からないものだなと、
つくづく実感しています。

実際暮らしてみた京都はというと、元々京都好きだったせいもあり、
テンションの上がる風景や、食べ物が盛りだくさん。
地図なしでも歩ける場所が増えてきて、少しずつ地元感が出てきました。

1年暮らしたら、京都の底冷えも暑さも経験できました。
底冷えは正直、大したことなかった(笑)。
確かに寒いけど、仙台でもあのくらいは冷えるし、雪が降らない分マシ。
でも、暑さは本気で無理!!!

桜も紅葉も、甲子園も。
関西らしい遊びをたくさんしました。

相変わらず、言葉は東北弁のままです。
この街は、“よそさん”でいる方がお気楽なのだ。

ある意味、暮らしてみたらただの街。
いいことばかりあるわけじゃないし、悪いことばかりでもない。
ごく普通の毎日が過ぎていくだけですが、そこにある景色は素晴らしいけどね。

10年前、京都に恋い焦がれた自分が、今憧れの場所に暮らしていること。
何だか不思議な感じがします。

あの頃の自分に言葉を掛けるとしたら。
“この暑さでも、本気で住みたいか?”と言ってやりたい。
知識として知っているのと、体感するのとは大違い。

京都の暑さをなめんなよ、と、若かりし自分に言いたいですね。



Ayu