実家が立ち退き移転のため、今月引っ越しをしました。

と言っても、新居はすぐ近く。
そこまで大きく環境が変わらないので、
何となく私もほっとしています。

新築祝いに何が欲しい?と聞いたら、掃除機がいいと言うので、
先週末に送ったら、無事に着いたらしく、
今日は母から電話が来ました。

赤くて小さめで、軽いものを選んだのですが、
“軽いのが一番いい。これから年も取っていくしねぇ”と言われ、
何とも言えない淋しさが・・・。

お互いに、年齢を重ねていくことは分かっていても、
それを受け入れるのが難しいというか。

ずっと一緒に暮らせたら、とても幸せだろうなぁと、
遠く離れた地で生きていくと決めた私は、
今更ながらに思うのです。

最近読んだ、益田ミリさんの本に、
“実家というものはいずれ消えゆくものである。
 帰りたくても、誰もいなくなってしまう日は確実にやってくる”
という一文があり、余計にもセンチメンタルになってしまいました(^_^;)

今、自分が置かれている環境で幸せを掴もう。
そして、なるべく多く宮城へ帰ろう。

そんなことを思った、雨の休日でした。



Ayu