バタバタで始まったメキシコ旅行。
あまりの疲れでぐっすり眠れたせいか、幸い時差ぼけの辛さはほとんどなし。
それでも、一度で起きることは出来ず、二度寝をして結局7時半過ぎに起きました。
 
滞在したホテルイサベルは、こんな感じ。
イメージ 1オレンジ色の内装が、かわいらしいです。
ホテルのスタッフも親切で、ゆっくり滞在できました。
 
日本のホテルと違うのは、警察官が常駐しているところ。
24時間体制で、ロビーを見張っています。
 
やはり、ここはメキシコ・・・。
全く油断が出来ません。
 
でも、お仕事はないようで(ないに越したことはないけど)、
ロビーに行くたびに、”タクシー?”と声を掛けられました。
タクシーを呼ぶのもお仕事のようです。
 
 
 
 
朝食を探しに、外へ出てみました。
メキシコシティは標高2000メートルを越しているので、朝晩は半袖では寒いくらい。
滞在中、ずっと長袖が手放せませんでした。
 
メキシコシティは、こんな感じで素敵な建物がたくさん残っています。
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歩いてソカロ周辺へ行ってみました。
広くてすごい!!
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ここに来たら、”あぁ、海外にいるんだなぁ”と、改めて実感できました。
興奮して走り回って写真を撮りましたが、すぐに疲れて足が重くなってしまうのは、
やはり標高が高いせいでしょうか。
酸素が薄く感じます・・・。
 
手頃な屋台を探すも、肉料理ばかりで私が食べられるものが見つからない!
しびれを切らしたダンナさまは、がっつりタコスを食べてました。
で、私はちょっとばかり皮をもらいました。
 
しばらく歩いていたら、パンにチーズとハムを挟んでいるものを売っていたので、
とりあえず買ってみました。
ハラペーニョが入っていて、とてもおいしい!!!
 
ハムははがしてダンナさまへ。
あー、早く何かをお腹いっぱい食べたいよぅ・・・。
 
路上では、タコスやお菓子、果物やジュースなど、至る所で食べ物を売っています。
メキシコに来て驚いたのが、街を歩く人たちが常に何かを食べているところ。
通勤中のお姉さんもサラリーマンも、歩きながらもぐもぐ。
いかついメキシコおやじが、ソフトクリームをぱくぱく。
 
そうそう、メキシコはコーラの消費量が世界一だとか。
ミネラルウォーターを飲んでいるなんて、旅行者くらい。
現地の人は、いつも大きなコーラのペットボトルを抱えていました。
・・・そりゃ太るわ。
 
普段から、パンはおやつだと思っている私。
サンドイッチなんかじゃ全然足りない。
歩いていたら、感じのいいお母さんがサラダを売っていたので、買ってみました。
とても一人分とは思えない量・・・。
 
ホテルに戻って、ネットを使っていたら、ホテルに入っていた旅行会社の男に声を掛けられました。
えぇ、これがトラブルの始まりなんですよね。
 
カンクンをゴール地点に決めていた私たち。
元々途中のビジャエルモッサから、バス移動をするつもりでしたが、
聞けばカンクンまでの航空券とホテル3泊で、2人で800USドルでいいと言う。
 
メキシコは、先払いしないとチケットを発券してもらえません。
それだけ、人に対する信頼がない国なのですよね、残念ながら。
現金とトラベラーズチェックで、2,000ドルで旅をしている私たちには、
大きな出費なので、失敗するわけにはいきません。
 
ちょっと怪しいなー・・・と思って、一度は渋った私ですが、
ダンナさまが”何とかするから、大丈夫!”と言うので、お願いすることにしました。
 
12時にチケットを取りに来いと言うので、行ってみたけれどなかなか来ない。
全く、メキシコ人はー・・・。
 
結局、12時半くらいにようやく男が戻ってきました。
そしたら、チケットの内容が間違っている!!
ビジャエルモッサ~カンクンではなく、メキシコシティ発になっているではないの。
 
こんなチケットは受け取れないと、キャンセルしたいと申し出たところ、
ボスのところまで来てほしいと言われたので、出向いてみました。
 
そしたらまー、何とも偉そうでいい加減な男で。
 
いかにもこちらが間違っているような言い方をされた上、
キャンセルするならキャンセル料はこちら持ちか、ビジャエルモッサ~メキシコシティまで戻る
航空券を実費で買って、このチケットを使えと言う。
 
あまりに頭にきたので、日本語でブチ切れましたわ。
ダンナさまはもちろん、スペイン語で口論してましたけど、
間に私の文句も通訳しないといけないので、非常に可哀想でした。ごめんよ。
 
とりあえずは”金返せ!バカ!!”と言った私。
そしたら、18時に戻ってきたら返すと言うので、一旦下がることにしました。
 
もー、何なんだメキシコ人。
 
荒れていても仕方がないので、ずっと行ってみたかったフリーダ・カーロの家へ行ってみました。
メキシコの地下鉄初体験。
約20円で、どこまでも乗り放題だそうで、まさに庶民の足。
しかし、ものすごい混雑ぶりです。
途中物売りが乗ってきたり、かなり自由な車内でしたが、スリが怖いのでがっちりガード。
 
地下鉄駅からフリーダ・カーロの家までも、結構遠くて30分ほど歩きました。
しばらくすると、青い外観のかわいらしい家が見えてきて、そこがまさにフリーダの家でした。
 
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正直、有名な彼女の自画像しかほとんど知らなかった私なのですが、
行ってみたら印象的な絵や、かわいらしい食器がたくさんあり、とても楽しめました。
何より、庭が本当に素敵でした。ああいうところで食事でもしたら、楽しいだろうなと。
 
あまり大きなところではなかったので、割とすぐに見終わって、
帰りは疲れてタクシーで市内中心部へ戻りました。
 
約束通り、例の旅行会社の男にお金を返してもらおうと思ったら、
今日は返せないと言われて、本当に腹が立った!
で、例のボスのところへ出向いて、喧嘩スタート。
 
ダンナさまはスペイン語で交渉、私は日本語で”ふざけんなよ、バカ!!!”と暴言を吐き続け、
それでもラチが開かないので、ダンナさまに日本大使館へ電話させました。
 
大使館の担当の方から、直接そのボスに話をしてもらったところ、
さすがにびびったのか、ビジャエルモッサ~メキシコシティまでの航空券4,000ペソのうち、
間違った男が2,000ペソ、私たちが2,000ペソ(約15,000円)の負担でどうかと言ってきた。
私はかなり渋ったけれど、ダンナさまが”いいのでは・・・?”というので、受けることにしました。
 
ここでもやはり、チケットの発券は前払いだと言うので、
”それなら今すぐに持って来い!”と、もちろん強気に出てやりました。
そしたら、多少時間は掛かったものの、きちんと揃えて持ってきました。
 
メキシコで、2,000ペソ稼ぐのは、本当に大変なこと。
それでも、仕事なのだから責任を持ってもらうしかない。
私たちがそこまで甘やかす義理はないので、今後のための授業料にしなさい!!
 
それにしても、メキシコ人のマイペースなこと。
交渉の途中で、ボスが席を外したと思ったら、コーラとチョコレートを買って戻ってきました・・・。
あんた・・・ねぇ・・・。
 
更に、チョコレートを食べる姿を睨みつけていた私に、”食べる?”と一言。
あんたの食べかけのチョコなんか、絶対にいらないし!!!
 
性格上、私は言いたいことを言ったらスッキリするタイプです。
だから、今回のことはムカついたけど、結局は私たちが一番得した訳だし、
まぁいいか~・・・と思いました。
 
だって、ここはメキシコ。
アジアもそうだけど、思い通りに行くことのほうが少ないし。
 
引き続き、長い長い一日・・・。
夜はホテル内のレストランで、久々のビール(ヘルペスの薬を飲んでいたので、
禁酒してました)で、かんぱ~い。
あぁ、うまし。
 
続く。
 
 
Ayu