終戦記念日の今日。

毎年のことながら、心の奥底からわき上がる感情と、
向き合いつつ一日を過ごしています。
正直、詳しく分かりません。
それでも、人々の深い悲しみと苦労があったことは、
私でも簡単に想像が出来ます。

死を覚悟して生きること。
ストレス、なんて言葉では軽すぎる。

数年前、どうしても弾きたくて、先生から楽譜を戴きました。
ギターソロの“さとうきび畑”です。

小さい頃に、NHKのみんなのうたで聴きました。
たぶん、言葉は分からなかったんじゃないかな。

海の向こうからやってきた、“いくさ”が何だったのか。

でも、悲しかったんでしょうね。
だからこそ、大人になるまでずっと心に残っていたんでしょうね。

大きくなるにつれて、歌詞の意味を理解できるようになり、
私は“いくさ”について知りたいと思うようになりました。

ヒロシマで、オキナワで、鹿児島で。
いろいろな事実を見て、知りました。

そして、アジアでもね。

戦った人たちの気持ちは分からないけれど、
残され人たちの悲しみは、何となく分かる気がする。
それは、私が女だからかな。

もう、やめましょう。
憎しみあうことからは、何も生まれません。

“風に涙は乾いても この悲しみは消えない”

絶対、忘れてはダメだ。



Ayu