私にとって、まだ京都が遠かった頃、
当時一澤帆布は憧れでした。

元々、職人さんの作ったモノに弱い。
ちょっとレトロなデザインがかわいくて、
初めて手に入れたときは嬉しかったものです。

あれから10年が経ち、初めて買ったカバンは、
特にくたびれることもなく、まだまだ現役で頑張っています。

少し前に、いろいろな問題があって、
今は一澤信三郎帆布になってしまったけれど、
使い勝手の良さはそのまま。
今も、何年かにひとつずつ、型違いでカバンを揃えています。

今回、親族へ結婚の報告を兼ねた食事会をしたとき、
京都らしいモノ、にこだわって選んでみた引き出物のひとつとして、
こちらのカバンを皆さんにお配りしました。

みんな、極力色違いにして、その人に合う色を選びました。

私の好きなものが伝わったかな・・・と、少し心配しましたが、
親族からは好評で、早速皆さん使ってくれています。

カバンは入籍した日に買いました。
ちゃっかり、自分用にも欲しかった形のものをプレゼント。

使い込んで、くたくたになっていくカバンと共に、
私たちも味わい深い年月を重ねて行けたらいいなと思っています。

壊れたら修理できるから、簡単に捨てないでねー!!



Ayu