卒業の日

今日の気持ちは、書き残しておきたいことだと思う。

本日のみちのくギターフェスティバルを最後に、
今のサークルでの活動は、全て終わりました。
何だかんだと12年。気づけばあっという間です。

今日の開会式の時、突然私の卒業を全員に告知され、
なんとステージ上で急遽挨拶をすることになりました。
23団体のみなさんの前で。
全く予告がなかったことだったので、驚きました。

私はギターが上手ではないですし、他のサークルの方々と、
なかなかふれあう機会もなかったので、正直“この人、誰？”って
思われているのでは・・・と思いつつも、
これまでお世話になったお礼をお伝えしました。

すると、会場ですれ違った他のサークルの方々から、
優しい言葉をたくさん掛けて戴きました。

案外と、私のことを認識して下さっている方が、
いらっしゃったのだなぁと、かなりびっくりしたと同時に、
そして、ギターという楽器を通して、繋がっていられたことを、
幸せだなと思いました。

夜は姉妹サークルの方々と合同で、打ち上げと送別会をして戴きました。
私もみなさんも、まだ今日が最後だという実感がなく、
いつも通りの楽しい雰囲気の飲み会でした。

でも、みなさんからここでも心に沁みる、
素敵なメッセージとプレゼントをたくさん戴き、
ギターをやっていたからこそ得られた、たくさんの経験と、
人と人との繋がりに、感謝しっぱなしでした。

いろいろな事情があり、大体3年スパンで仕事を変えている私が、
唯一変わらずに続けてきたことが、ギターでした。
練習が大変だったりして、時に“もう無理かも・・・”と、
思ったことも何度もありましたが、メンバーと過ごす時間が心地よく、
また、さまざまな音楽と出会えることが楽しみで、
あと少しだけ頑張ろう、あと少し・・・と思っているうちに、
ここまで来た感じがします。

ギターに対する憧れが強く、また、人として
良いお手本になるメンバーに囲まれ、のびのびと成長することが出来たと、
今は心から思っています。

年代も性別も越え、同じ目標へ向かって頑張ってきたことは、
例え趣味の世界であっても、とても勉強になることばかりでした。

こんな大人になりたいと、思えるような人たちに出会えた幸せ。
かけがえのない財産です。

みなさん、本当にありがとうございます。
勇気を出してギターを始めて、本当に良かった。

今後は、今までとは違う形になりますが、
ギターは辞めずに続けていきます。
またいつか、みんなで演奏できたらいいですね。


Ayu