出発前日まで、なかなかテンションが上がらず、
何ならキャンセルしようかと思ったときもありましたが、
思い切って行ってみて、本当に良かったです。
福島県の郡山から、伊丹市へ転勤になったお姉さんと、
久し振りの再会。
偶然だったのですが、最後に会ったのは、昨年の10月30日のこと。
丸1年ぶりの再会となりました。
震災で転勤が延び、結局3月の予定が7月の転勤になって、
まだ関西へ来て3ヶ月が経ったばかり。
出身は群馬県ですが、仙台・郡山と東北暮らしをして、
やはり東北でまた暮らしたいのだと言います。
あんな震災を経験したのに、それでも東北がいいのだと、
そう言ってくれる人がいることは、とても幸せな事です。
今回は、ダンナさまが急遽お仕事になったそうで、
子供ちゃんと二人で来てくれました。
子供の成長は、本当に早い。
始めこそ、久し振りに会う私にどう接したらいいか分からず、
ちょっと戸惑ったような様子でしたが、時間が経てば本領発揮。
おしゃべりが上手になっていて、楽しい話をたくさんしてくれました。
“今度はパパも一緒に、4人で遊ぼうね”と言ってくれた、
小さいながらも優しい気配りに、ちょっと感動したりして。
京都駅でバイバイするときは、凄く淋しくなりました。
その後は、久し振りに目的もなく、プラプラお散歩。
たまたま読み物代わりに買ったガイドブックで見たお店で、
タイシルバーとのコラボで作った、ブレス念珠を買いました。
最近は、赤い石が気になっていたので、ガーネットを。
お店の方がとても親切で、商品のこともたくさん教えてくれました。
私が買ったものは、かなり珍しい石らしくて、
今後は作れるかどうか分からないそうです。
タイは今、洪水被害で大変なことになっています。
募金はもちろんのこと、それ以外で私が出来ることは、
タイの製品を手に取ることだと思いました。
わずかではありますが、タイの職人さんたちが元気になれるように。
そんな願いを込めて、大切に身に着けたいと思っています。
昨日の夜は、秋の特別公開を始めた寺院が少しあったので、
高台寺と圓徳院のライトアップを見に行きました。
やはり紅葉にはまだ早く、東北から行った私にはかなり暖かくて、
半袖で夜まで過ごせたほどです。
でも、日中とは違った幻想的な風景に、すっかり心を奪われました。
完全に緑が色づいたら、息を呑むほど美しいと思います。
今回も、印象的な旅が出来ました。
いつもに比べて、あくせくせずにじっとしていた印象ですが、
それでも心は常に動き続けてました。
涙が出そうなほど、感動したこともありました。
人とのつながりは、本当に温かい。
何気ない言葉や風景に、たくさんの幸せが隠れているのだと思います。
だから私は、京都で過ごす時間がとても好きです。
何か大きなものに包まれている安心感があるから。
何だか不思議だな。
何度も訪れているのに、いつも初めてのような気持ちになる。
で、次はいつにしようかと、毎回考える。
心が帰る場所があることは、とても幸せなことです。
写真は圓徳院のライトアップ。
素敵な場所でした。
Ayu