昨日はさすがにちょっと疲れていて、満足に音楽を聴けなかったのですが、
今日は朝から出かけてました!!
朝10時に家を出て、結局帰ってきたのは夕方6時^^;
その間、ずっと一人で街を徘徊してました。
ジャズフェスに行くなら、一等地の我が家。
家にいながらにして、演奏が聴けるという、何とも贅沢な環境。
さっきまで、ジャズの音色が聴こえていましたよ。
ジャズフェスと言っても、演奏される音楽はノンジャンル。
今日私が聴いていたのは、フォルクローレ・アフリカンドラム・サルサ・・・などなど、
何とも多国籍。
もちろん、ジャズも聴きました。
今日で、大震災からちょうど半年になりました。
私がどうしても、見てみたかったイベントがあります。
今回のジャズフェスでは、震災が起きた2:46に、各グループが1分間
A(ラ)の音を奏でることになったそうです。
”ラ”の音は、昔から人間の心に深く響く音として、お寺の鐘や、仏壇の鐘の音として、
鳴らされてきたそうです。
また、赤ちゃんがこの世に生まれてきたときの泣き声も、ラの音だと言われているそうです。
震災が起きた時間に、一斉にAの音を奏で、鎮魂と再生への祈りを捧げました。
これまで流れていた音楽がピタリと止み、ただAの音だけが響く中で、
精一杯の祈りを捧げました。
手を合わせている人、黙祷をしている人、そして、そっと涙を拭う人。
たくさんの方々の想いが交錯した、何とも神聖な時間でした。
もう半年、まだ半年。
私は、他の方のようにそんなに悲しい経験をしたわけではありません。
辛くて苦しかったけど、周りの人たちがみんな元気でいてくれました。
それでも、時々どうしようもなく心が揺れて、涙を流すことがあります。
今日の2:46.
私も、祈りながら涙をこらえていました。
今年もこうしてジャズフェスを聴きに来られたことを、本当に幸せだと感じました。
そして、音楽からたくさんのパワーをもらいました。
偶然聴きに行った、フォルクローレのグループには、
以前お世話になった方がチャランゴを弾いて参加していました。
そして、サルサのグループには、うちの妹の友達が♪
演奏が終わった後、声を掛けに行くと、”お姉ちゃんが来てくれてるって思って、
ずっと見てたんだよ!!”と言われました(^-^)
妹の友達は、私のことを”お姉さん”と言って、慕ってくれます。
私も一気に妹が増えたみたいで、何だか楽しいなぁと、常々思っています♪
本当に歌の上手な子。
自分の好きなことに没頭している姿は、見ていて気持ちがいいですね。
杜の都・仙台が音楽一色に染まった日。
この素晴らしいイベントが、ずっとずっと続くように、少しですが募金をしてきました。
そして、私もちょっとばかり音楽をやる者として、
音楽の力で東北を元気にしていきたいと、改めて思いました。
Ayu