,長かったのか、短かったのか。
ついさっき、割と強めな地震が来て、一瞬身体が固くなりました。
また11日・・・?と思って。
今年は、今まで生きてきた人生の中で、一番頑張っている気がする。
耐えることも、考えることも、嬉しいことも、悲しいことも、何もかもが多い。
それだけに、本当にハードです。
でも、自分自身で人生を切り開いている手ごたえは、充分にある。
明日のことを、自分の意思で決めることが出来る。
これって、とても幸せなことですよね。
5ヶ月前のあの日、突然命を奪われてしまった多くの人たちは、
きっと皆それぞれに、”明日へのプラン”を持っていたことでしょう。
いつもどおりに、家族と一緒の夕ご飯のことを考えていたお母さんや、
学校であった出来事を、おうちで話そうと思っていた子もいたでしょう。
仕事が終わった後に、誰かとごはんへ行こうかな?とか、
楽しい予定があった人もいたと思います。
その人たちの身体も、心も、魂さえも、全て飲み込んでしまった大津波。
世の中が平成に変わった今、まさか”疎開”という言葉を聞くとは思わなかった。
大好きな、生まれ育った場所を離れなければいけない気持ち。
予期せぬ別れは、本当に辛い。
今も、私の心の中では、いろいろな思いが渦巻いています。
普段どおりの毎日が戻ってきて、一瞬あの時のことを忘れられそうになるけれど、
決して元通りではない。
ふと耳にした音楽や、目にした文章に、涙を流すこともしばしば。
私は、今自分の人生で何を学ぶべきか。
この経験から、何を得るべきか。
常に、自分に問いかけています。
でも、答えは出ません。
ずっとずっと問い続けます。
いつか、誰かの為に何か出来る日が来るまで。
あの時の気持ちを、ずっとずっと忘れません。
Ayu