東京で看護師をやっている、高校時代からの友人が、
この度災害時の医療スタッフとして、来週から東北へ来るそうです。

高校時代は、まさかあの子が看護師になるなんて、思ってもみなかった!

東京暮らしも、もう10年以上。
案外と、向こうの生活が合っているんだろうな。

“遅いかなって思ったけど、自分に出来ることをしたいと思ってね”
彼女はそう言います。

遅いことなんて、絶対にない。
ここでは、まだまだ足りないことだらけ。
避難所生活をされている方々も、大勢いらっしゃいますし、
やはり、いつでも必要なのは、食と医療だと思う。

私は、過去一度も医療の道を志したことはないのですが、
手に職を持って頑張っている彼女を、とても頼もしく、
そして、少し羨ましく思いました。

知識があれば、人の役に立てる。
しかも、一番必要なことを提供できる。

あの日から、“私にも何か・・・”と考え続けていますが、
未だ答えは出ません。
でも、今まで海外でのボランティアに意識が向いていましたが、
今は国内で何が出来るか?という方向に、気持ちが変わってきています。

焦る気持ちも、当然あります。
でも、焦っても仕方がないから・・・。

毎朝、相変わらず細々とヨガを続けていますが、
一番最初にするのは、手を合わせること。
一日の始まりを、祈ることからスタートします。
まずは、そこから。

自分が元気でいられることへの感謝と、一日も早く多くの方々に、
当たり前の日常が訪れることを願って、日々手を合わせます。
追い続ければ、いつか必ず何かが見えるでしょう。
その時に、ためらわずに行動できる、気力と体力を身に着けたい。

まだまだ、始まったばかりです。



Ayu