今日は、昼頃からパンタロンズメンバーのお宅にお邪魔しました。

地元へ戻ってしまったり、ダンナさまの実家へ避難していたり、
ダンナさまの転勤だったりで、案外と仙台メンバーは減ってしまいました。
淋しい限りです。

と言うわけで、今日は3人の集まりでした。

震災後、みんなに会うのは初めてのことです。
メールで無事は確認していたものの、それでも実際会うまでは、
何となく落ち着かなくて・・・。

変わらぬ笑顔を見たときには、ほっとして力が抜けました。

あれから3週間が過ぎましたが、みんなそれぞれ一生懸命日々を過ごしていました。
友達のひとりは、しっかり見届けないと・・・と、被災地に出向いて、
少しですがボランティア活動をしてきたとのこと。
2児のハハなのに、そのパワーは本当に素晴らしい。

また、もうひとりの友達は、海沿いで被害の大きかった身内の方のお手伝いで、
津波の被害にあったお宅を片付けたとか。
大変だっただろうなぁ・・・。

そう考えてみると、私は何もしていないなぁと思いました。
自分のことと、会社のことを片付けたら、それで終わり。
みんなの行動力を目の当たりにして、私も何か出来ないかな・・・と、
改めて感じました。

今日の話題は、9割が地震のこと。
仕方ないよね、あまりに大きな出来事だったから。
そういう話が出来るのも、お互いに元気でいられたからだもんね。

地震をきっかけに、各自が自分の進むべき方向を考えたようです。

これからの人生を、誰とどうやって過ごして行くか。
命には限りがあるのだということ、そして、一瞬で終わってしまうことも
あるのだということを、はっきりと見せ付けられた出来事。

だからこそ、自分の人生の重さを実感したのです。

今までだって、ただボーっとしていた訳ではない。
でも、どうしても今は、”生きたくても生きられなかった人の分も”と、
考えてしまうのです。

被災地に実際足を運んだわけではない私は、せめて今回のことをきちんと知りたいと思い、
ニューヨークタイムズのサイトを見ていました。
日本での報道には、偏りがあると思ったからです。
海外のメディアだったら、また違った目線で取り上げているのではないか?と思って。

私の知らなかった現実が、写真になってたくさん残っていました。
同じ県内のことなのに、見えないことが多すぎるよ。。。

我が家はまだ、ガスが復旧する気配がありません。
だから、今日も水シャワー。寒いけど、仕方がないです。

程度の差こそあれ、みんなそれぞれに不便を抱えて生活しています。
あと少し、あと少しと、自分に言い聞かせながら日々を過ごしています。

東北に、春が来る日を信じて。



Ayu